小さくキレイな青い色をしているネモフィラは、観光の1つとしても植えている施設が多い人気のお花です。

自分で育てることもできるので、上手に育てることができれば、自宅で手軽にネモフィラを楽しむことができるでしょう。

この記事では、ネモフィラの正しい育て方や植え付け方法など、徹底解説していきます。

 

ネモフィラの基本情報

まずはネモフィラの基本情報を見ていきましょう。

植物名 ネモフィラ
学名 Nemophila
科名 ムラサキ科
属名 ネモフィラ属
原産地 北アメリカ
花色 青、黒、白、複色
開花時期 3月~5月

 

特徴

ムラサキ科ネモフィラ属のネモフィラは、3月〜5月に小さくて可愛らしい花を咲かせるのが特徴の植物です。

青いお花が主流ですが、黒の斑点があるものや水玉模様がある白いお花など、どれも可憐で可愛らしいお花となっています。寒さや乾燥に非常に強い一年草なので、初心者でも育てやすいです。

今や春の風物詩となっているネモフィラですが、近くにネモフィラの観光地がない場合は、自宅の庭をネモフィラで覆い尽くすこともできそうですね。

 

ネモフィラの育て方

ネモフィラを上手に育てていくには、以下のポイントに注意する必要があります。

  • 日当たり・置き場所
  • 水やり
  • 肥料
  • 種まき

それぞれのポイントを詳しく解説していきます。

 

日当たり・置き場所

ネモフィラは風通しが良く日光がしっかり当たる場所を好みます。そのため、日差しがしっかりと当たる水はけの良い土に植えるようにしましょう。

日光は半日くらい当たれば問題ありませんが、よく当たる場所のほうが花が咲きやすいです。

 

水やり

ネモフィラは乾燥した土を好むので、過度な水やりは必要ありません。土が白く乾いてきたと感じたら水やりをしてください。どの季節でも乾かし気味に管理をすると、上手に育てることができるでしょう。

 

肥料

ネモフィラに極端に肥料を与えすぎると、葉が生い茂ってしまい見た目が悪くなるので、肥料の与えすぎはおすすめできません。また、地植えの場合もしっかりと育つので、特別肥料は必要ないでしょう。

鉢植えで育てる場合だけ、ネモフィラの成長を見ながら1年に2回春と秋あたりに液体肥料を与えてください。株が十分に育っていると感じたら、鉢植えの場合でも肥料は必要ないでしょう。

 

ネモフィラの植え付け方法

ネモフィラを植える方法は「種まき」と「苗植え」の2パターンがあります。どちらも簡単に行なえますが、方法によって手順や植える季節が異なるので注意が必要です。

ここでは、種まきと苗植えの2つの方法を詳しく解説します。

 

種まき

ネモフィラの種は、園芸店やホームセンターなどで購入することができます。青いネモフィラを育てていきたいという場合は「インシグニス」という品種を購入するようにしましょう。

種まきのタイミングは暑さが収まってくる「9月〜10月」です。

2mmほどの種なので、隣と10cm間隔で種まきを行いましょう。撒いた種に光が当たらないように土をかぶせてください。

また、ネモフィラの苗はどんな環境でも基本的に育つことができますが、霜には弱い傾向があるので、霜が降りやすい冬の時期はカバーをかけるなどの工夫をすると良いでしょう。

苗植え

ネモフィラの苗も種と同様で、園芸店やホームセンターなどで購入が可能です。

鉢植えで育てる場合は、3号の鉢植えの3株ほど植えると、ネモフィラのお花をキレイに楽しむことができるでしょう。

プランターや地植えをする場合は、苗と苗の間隔を10〜20cm程度離して植え付けます。近すぎたり離しすぎると、ネモフィラ特有の綺麗さを楽しむことができなくなってしまうので、花が咲いたときをイメージしながら植え付けるのがポイントです。

また、根は痛みやすいので、深めに掘った穴にそっと苗を植え付けてください。苗の根を崩したりすると、上手に育たない原因になるので、ポットから取り出したまま植えると良いです。

 

ネモフィラは切り戻しが必要?

ネモフィラは草花なので、花がら摘みや切り戻しといった剪定の作業が必要となります。

花がら摘みとは、終わった花を摘み取る作業のことで、ネモフィラの見た目はもちろん、これから咲くお花に栄養が行き渡るように、余計なお花を排除していきます。ただし、来年以降の種を残したいという場合は、あまり花がら摘みをしないほうが良いです。

切り戻しとは、背丈の半分程度の茎を半分に切る剪定方法になります。

ネモフィラは成長すると葉っぱが生い茂って見た目が悪くなります。そのため、定期的に切り戻しをして、きれいな見た目を保ちましょう。

 

ネモフィラを育てるときによくある疑問

ネモフィラを育てていくとどうしてもさまざまな疑問が生まれます。

1つ1つ解決していくことで、よりネモフィラを上手に育てる事ができるでしょう。

ここでは、よくある3つの疑問について解説していきます。

 

花が咲かない原因って?

ネモフィラの株が育ちすぎてしまうと、花に栄養が行かなくなるので、キレイな花を咲かせることができません。花がつかないと感じたら、切り戻しなどをして、株の葉っぱを調節するようにしましょう。

 

ネモフィラに付きやすい害虫や病気は?

ネモフィラに付きやすい害虫は以下の通りです。

  • アブラムシ
  • カメムシ
  • ナメクジ
  • ハダニ

これらの害虫は非常に付きやすいので、事前に花木専用の殺虫剤などを撒くなどをして、対処してください。

特にアブラムシなどは、付いているものを放置していると「うどんこ病」や「灰いろカビ病」にかかってしまう可能性があります。害虫をこまめに駆除しておけば防ぐことができるので、なるべくこまめにチェックしてください。

 

枯れたらどうすればいい?

ネモフィラは枯れてしまっても、花が咲いた後であれば種を取ることができるので、そのまま植え付けておくと良いです。枯れてすぐに種ができるわけではなく、花が落ちた後に付いた実が膨らんで種になっていくので、種の袋が割れる前に種を採取することが大切です。

種さえ入手することができれば、翌年もネモフィラを植えてお花を楽しむことができるでしょう。

 

まとめ

ネモフィラは初心者でも上手に育てることができる、非常に丈夫な植物ということがわかりました。

一面を埋め尽くされたネモフィラはとっても魅力的なので、ガーデニングを始めるきっかけに植えてみてはいかがでしょうか。育て方をよく理解して、素敵なお花を育ててみてくださいね。