様々なシーンに送られることの多いバラですが、なぜプレゼントに選ばれるか知っていますか?

バラにはほかの花にもあるような花言葉がたくさん込められているのはもちろん、本数でも意味合いが異なることから特に恋人への贈り物として親しまれています。

もちろんバラ全体の華やかさや雰囲気も選ばれる特徴です。

今回はバラの花について特徴や花言葉、本数に込められた意味を詳しく解説します。

 

バラの花の特徴

科・属 バラ科・バラ属
和名 薔薇
英名 Rose
学名 Rose
原産地 アジア・ヨーロッパ・中近東北アメリカ

など

開花時期 4~11月

北半球の亜熱帯から寒帯にかけて幅広い地域を原産地としている薔薇は、バラ科バラ属の植物です。全体的に低い木々なので成長してもさほど大きくなることはありません。

バラの多くは葉っぱや茎にトゲを持つため、管理するには気を付ける必要があるでしょう。

品種が多いことから、アレンジメントやドライフラワーにも利用されることが多いお花です。

バラの花に込められた花言葉とは

バラ全体には以下のような花言葉があります。

バラの色によって花言葉が細かく異なりますが、全体的に「愛」と「美」に特化されたような花言葉が多いです。

古くから大切な人や片思いの相手に贈る花として親しまれているので、このような花言葉が付いたとされています。

ほかにも色別で花言葉が細かくわけられているので、詳しく見ていきましょう。

 

赤いバラの花言葉

赤いバラの花言葉はこちらです。

  • あなたを愛しています
  • 愛情
  • 情熱
  • 熱烈な恋

赤いバラには情熱な恋に燃えるような花言葉が多く込められています。

バラといえば赤いバラと思い浮かぶ人も多いかと思いますが、赤いバラが一番相手に送られるのは、このような「愛」に特化した花言葉が込められているからともいえるでしょう。

ピンクのバラの花言葉

ピンクのバラに込められた花言葉は以下の通りです。

  • しとやか
  • 上品
  • 感銘

ピンクのバラには上品で女性らしさがあふれる花言葉が多く込められています。

そのため、母の日や女性へ向けたプレゼントに多く選ばれる傾向があるようです。

 

黄色いバラの花言葉

黄色いバラの花言葉は以下の通りです。

  • 友情
  • 友愛
  • 平和
  • 嫉妬
  • 薄らぐ愛

父の日に贈られることの多い黄色いバラには、友情や平和など相手との信頼を確かめることができる花言葉が込められています。そのため、同性同士の贈り物や男性へお花を贈るのに好まれる傾向があるようです。

ただし「嫉妬」や「薄らぐ愛」など怖い花言葉も込められているので、恋人や好きな相手に送るには注意が必要になるでしょう。

 

白いバラの花言葉

白いバラの花言葉は以下の通りです。

  • 純潔
  • 純情
  • 素朴
  • 無邪気

白いバラに込められた花言葉は、まさに白色にピッタリなものばかりでした。

こういった花言葉が多いことから、結婚式に飾ったりブーケのお花として選ばれることも多いです。

青いバラの花言葉

青いバラの花言葉は以下の通りです。

  • 奇跡
  • 夢かなう

青いバラには希望のある花言葉が込められています。

そもそも青いバラは古くから親しまれていたわけではなく最近できた品種のバラです。

絶対にできないと言われていた青いバラが完成したことから「奇跡」や「夢がかなう」といった花言葉が込められるようになりました。

虹色のバラの花言葉

虹色のバラの花言葉は以下の通りです。

  • 無限の可能性
  • 奇跡

虹色のバラがあるのをご存じですか?別名「レインボーローズ」とも呼ばれていて、自然の色ではなく7色が綺麗に合わさることで、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。

このお花は恋愛運にとっても強い特徴があるので、奇跡を起こしたい!恋人がほしい!ちう人にもおすすめのお花です。片思い中の相手に渡せば奇跡が起きる!・・・かもしれませんね。

 

本数で意味が変わる!バラの花は何本で贈るのが良いの?

バラには花言葉のほかにも本数で意味が異なることを知っていますか?

 

1本から細かく設定がありますが、今回は相手にプレゼントするのにふさわしい本数をご紹介します。

 

本数 意味
1本 あなただけ、一目ぼれしました
12本 私と付き合って・嫁になってください
25本 あなたの幸せ
40本 真実の愛
50本 永遠
99本 永遠の愛・ずっと好きでした
100本 100%愛してる
999本 何度生まれ変わってもあなたを愛す
1000本 1万年の愛を誓います

 

このように細かい本数で贈る意味が異なります。

自分の贈りたいシーンにあった本数を選ぶことで、より良いバラを贈ることができるでしょう。

ただし、全ての本数が良い意味というわけではありません。15~20本の意味はネガティブなものや、シーンによっては良くない言葉になるような意味が込められているので注意が必要です。

特に15.16.17本目は「絶望的な愛」などといった花言葉なので、特に避けたほうがいい数字になります。

そのほか前向きな言葉なので、自分で意味を調べながら本数を決めましょう。

 

バラの花をプレゼントしよう!おすすめの方法をご紹介

バラの花をプレゼントするおすすめの方法を見ていきましょう。

  • 花束
  • フラワーアレンジメント
  • ボックスフラワー

バラを送るのにおすすめなのはなんといっても「花束」です。色や7本数にこだわればシーンピッタリなオリジナルの花束を贈ることができますし、なんといってもインパクトがあります。貰った側も花を貰った実感が湧きやすいのでしょう。

花束をプレゼントするのが恥ずかしいと感じる場合は、フラワーアレンジメントやボックスフラワーがおすすめ。

大きさもさほどないので持ち運ぶのも楽ですし、なんといっても貰ったまま飾ることができるので、お花に詳しくない人でも気軽に楽しむことができます。

シーンや贈る相手によってプレゼント方法を変えることで、より素敵なバラの花を贈ることができるでしょう。

 

まとめ

バラの花には様々な花言葉のほかにも意味合いが込められていることがわかりましたね。

自分でバラの花を管理するときは、トゲがあるので気を付けてください。

プレゼントするときは、花言葉や本数の意味をメッセージカードと共に添えると、もっと喜んでもらえるかもしれません。

素敵なバラの花束で自分の気持ちを伝えててみてはいかがでしょうか。