花束をプレゼントするシーンは記念日やお祝い、プロポーズなど、たくさんありますが、それぞれのシーンにふさわしい花を贈りたいですよね。そこで知っておきたいのが花言葉です。花言葉を知ることで、よりロマンティックなプレゼントになるはずです。花束の場合は本数で花言葉が変わってきますので、本数で変わる花言葉も知っておきましょう。

今回は、花束におすすめの花や花言葉、そして花束を贈る際の注意点を解説していきます。

 

プレゼントする前に知っておきたい花言葉

花言葉の起源は、トルコの恋文とされています。そこからフランスに伝わり、日本では明治時代に広まったとされています。

花言葉は神話や伝説、花の特徴からつけられるなど、さまざまな由来がありますが、それぞれの花に意味があることから、プレゼントする際には花言葉を調べてから贈るとよいでしょう。

贈った花の花言葉があまり良い意味を持たない場合、受け取った相手がプレゼントにふさわしくない花だと感じてしまうかもしれません。そのようなことを避けるためにも、花束を贈る際には、花言葉を意識して選びましょう。

 

花束におすすめの花は?

特別なプレゼントで贈られることが多いのが花束です。

花束にする花は、どのようなものを選ぶとよいのでしょうか。素敵なプレゼントにするために、それぞれの花言葉も確認してみましょう。

ここからは花束にするのに特におすすめの花をご紹介します。

 

バラ

バラは、花束で贈られることが多い花です。赤やピンクなど様々な色があり、色によって花言葉も異なります。

赤いバラの場合は「愛」や「情熱」というような意味があり、プロポーズの花束に選ばれることが多いです。

本数別の意味を見ていくと、1本の場合は「あなたしかいない」という意味、3本の場合「愛しています」、9本の場合「いつも一緒にいたい」というように、1本から999本までそれぞれ意味が異なるため、伝えたいメッセージに合わせた本数を選ぶと良いでしょう。

 

チューリップ

バラと同じように、花束でよく選ばれるのがチューリップです。色もカラフルで、とても可愛らしい花ですよね。

チューリップも色によって花言葉が異なります。ピンクは「誠実な愛」、赤は「真実の愛」といった意味を持ちます。12本のチューリップは告白やプロポーズに最適とされていて「恋人になって欲しい(奥さんになって欲しい)」という意味があります。

また、108本のチューリップだと「結婚してください」という意味を持ちます。

 

ひまわり

ひまわりというと、とても明るく元気なイメージの花ですね。花束でも人気があり、見ているだけで元気が出てくる花です。

ひまわりは「情熱」や「憧れ」「あなただけを見つめる」というような花言葉がありますが、色によって花言葉に違いがあります。

また、こちらも本数で伝えたいメッセージが変わってきますので、贈る際は注意しましょう。3本のひまわりは「確かな愛」、99本のひまわりは「永遠の愛」を意味します。告白やプロポーズではこの本数を選ぶと、より気持ちが伝わるでしょう。

 

花束の本数にこめられた花言葉

花束の本数にこめられている花言葉は、プラスの意味だけでなくマイナスの意味もあります。プレゼントで贈る際は、マイナスの意味の花言葉にならないように注意しなければいけません。

ここからは、本数によるプラスの意味やマイナスの意味についてご紹介していきます。

 

プラスの意味の本数

プラスの本数は、1本、3本、4本、6本、8本、9本、11本、12本、40本、50本、99本、108本となっていて、それぞれ恋愛においてのプラスの意味が多くなっています。

例えば、1本は「あなたが運命の人」という意味がありますし、3本は「愛しています」というような意味があります。告白やプロポーズには、プラスの意味の本数を意識して選ぶとよいでしょう。

 

マイナスの意味の本数

マイナスの意味の本数は、15本、16本、17本などがあります。こちらも恋愛に関しての花言葉が多く、15本は「ごめんなさい」16本は「不安な愛」17本は「絶望の愛」となっています。プロポーズや記念日でこの本数をプレゼントしてしまうと、大変なことになってしまいます。マイナスな花言葉をもつ本数は覚えておきましょう。

 

花束をプレゼントする際の注意点

花束を贈る際は花言葉を知ることも大事ですが、贈る相手のイメージに合う花を選ぶというのも大切です。色もお相手が好きな色にしたり、お相手のイメージカラーを選んで贈りましょう。

花言葉と相手のイメージどちらも踏まえて贈りたい場合は、お花屋さんに相談するのが1番です。お花屋さんでは、「可愛らしい感じにして欲しい」「ゴージャスにして欲しい」というようなイメージと、どのようなシーンで贈る花束なのかという点を考慮してアレンジしてくれます。自分で選べないという人は、お任せすると安心です。

 

花束をプレゼントするのにおすすめのシーン

花束は、プロポーズやお誕生日のお祝い、結婚記念日などで贈られることが多くなっています。これらのシーンで贈る花束は特別なものという印象もあり、特に喜んでもらえるでしょう。花言葉が恋愛に関するものが多いことからも、このようなシーンで贈られているからではないでしょうか。

 

プロポーズ

プロポーズで選ばれている花と言えば、赤いバラです。赤いバラの花束と言えば、誰でもプロポーズをイメージするのではないでしょうか。

花言葉も、「あなたを愛しています」ということで、プロポーズに最適なのです。結婚記念日で贈られることもあります。

 

お誕生日のお祝い

お誕生日のお祝いでは、チューリップやひまわりなどが人気です。

可愛らしさや明るい印象のある花なので、年代問わず喜ばれるはず。ひまわりやチューリップも花の色で意味が異なるので、花の色の意味も調べてプレゼントしましょう。

 

結婚記念日

結婚記念日などの特別なお祝いの時に花束をプレゼントすれば、記念日をより素敵なものに演出してくれるでしょう。

結婚記念日では、プロポーズと同じようにバラの花が贈られることが多いです。3本だと「愛しています」という意味になりますので、結婚記念日にぴったりですね。

 

まとめ

今回はプレゼントに人気の花束について、おすすめの花の種類や花言葉をご紹介しました。貰うと誰もが嬉しい花束ですが、花言葉を知ることでより素敵なプレゼントになります。メッセージカードに花言葉を書いてプレゼントしても素敵ですね。大切な方への贈り物に花束を選ぶ場合は、花屋さんで花言葉を聞いてみたり、事前に調べてから購入するようにしましょう。花束に込められている思いを花言葉で伝えることで受け取ったお相手は、より一層喜んでくれるはずです。