お花はプレゼントされると一味違ったうれしさを感じる物です。
綺麗なお花や可愛らしいお花には「その人の愛情」が込められているように感じられるのです。
けれど、お花をプレゼントする時、どんな花を選べばいいのか迷ってしまうことも多いと思います。
そこで、どのような花を選べば良いのか、またどんな形にして贈れば良いのかをここでご紹介致しましょう。
プレゼントにおすすめの花の種類
お花を贈る形として、ブーケ(花束)、アレンジメントフラワー(籠にお花を組み合わせアレンジした物)、スタンドフラワー(高いスタンドにお花をアレンジして盛り付けた豪華な物)の3種類があります。
どの形で、どんな花を贈れば良いのかケース別にまとめてみましょう。
シーン別!おすすめの花プレゼントをご紹介!
女性のお誕生日プレゼント
お誕生日にお花をプレゼントされた女性の7割が「素直にうれしかった」と、答えているように、お花は女性のお誕生日プレゼントに適しています。
お誕生日には「その時期の旬の花」をアレンジメントフラワーとして贈るのが、一番無難ですが誕生石にちなんだ色合いの花をちょっと混ぜるのも良いです。
ブーケではょっと寂しいけれど、スタンドフラワーでは大げさすぎ、と思う場合には「ちょうど良い手頃な大きさ」という点でもお花屋さんに旬の花を中心にしたアレンジメントフラワーを作ってもらうのが良いでしょう。
開店・開院祝い祝いのプレゼント
開店・開院祝いのプレゼントにお花を贈るのは定番です。
お花としては「幸福が飛んで来る」という花言葉を持つ胡蝶蘭や「永久の幸せ」という花言葉を持つアルテシマゴムやウンベラータといった観葉植物も適しています。
なお立て札も忘れないようにして下さい。届けるタイミングは開店日の午前中か前日が適切です。プレオープンがある場合は日持ちの良い胡蝶蘭がお勧めです。スタンド一般的ですが「根付く」という縁起をかついだ鉢植えもOKです。
結婚記念日のプレゼント
結婚記念日にお花を贈られた方の感想として「嬉しかったんだけど枯れてから捨てるのは、すごく辛かった。」というのがあります。
ですので花とは別に記念として残る品も一緒に贈ることをお勧めします。またブリザードフラワーという生花や葉を特殊液の中に沈めて、水分を抜いた素材で出来ており生きた植物と比べても遜色のない、瑞々しい質感と柔らかさがあり適切な保存環境であれば長期に形を維持してくれる加工花もあります。
少しお高いですがブーケでもアレンジメントでも出来ますので日頃の感謝の言葉を簡潔に述べたカードを添えて奥さんに渡せば完璧です。
形はブーケでもアレンジメントでもOKです。
恋人へのプレゼント
男性は花を贈る時の花の意味や花言葉に、うとい所があります。例えばプロポーズの時の定番はバラですし結婚式のブーケには「永遠の愛」とう花言葉を持つアイビーが使われます。
ですので、まだお付き合いの浅い段階でバラやアイビーを贈ると「せっかちすぎ!」と捉えられてしまうかもしれません。
そこでプロポーズ前に贈っても差し支えない程度の愛情を表す花言葉をいくつかご紹介しましょう。
- 誠実な愛…ピンクチューリップ
- 純粋な愛…ピンクの撫子
- 君を愛す…アネモネ
- 君あっての幸福…赤のゼラニウム
- あなたが最も美しい…赤のサザンカ
- あなたは魅力に満ちている…ブーゲンビリア
これらの中から季節に合った物を選びましょう。豪華すぎると逆に引かれてしまうかもしれません。ささやかな感じのブーケが最適です。
お世話になった人へのプレゼント
職場等でお世話になった方とお別れする時お花を贈る場合、まず気をつけなくてはならないのは「贈られた人の負担(荷物)にならないこと」です。
大きかったり、かさばったりすると相手に御迷惑をかけてしまいます。ですので手頃なブーケや小柄なアレンジメントが適しています。
ブーケなら小柄な花瓶も添えるかアレンジメントなら処分しやすい物を選びましょう。また相手が男性か女性かで選ぶべき花は変わります。
男性の場合、花束は恥ずかしいと思う人もいらっしゃるのでシックな色合いやダークカラーを使った落ち着いた雰囲気のブーケにしましょう。
また花の扱いに慣れていない感じであればドライフラワーやプリザーブドフラワーにするのも良い選択です。
女性の場合、圧倒的に「やさしいピンク」が喜ばれます。
バラやラナンキュラス、カーネーション等同じピンク系でも、色の濃淡や彩度の違い、グラデーションや斑入りなどを取り混ぜてみると綺麗なブーケが出来上がります。ただ女性はお花に対する好みが多彩なので普段からさりげなく「その人の趣味」を探っておくことをお勧めします。
母の日・父の日のプレゼント
母の日と言えばカーネーションですカーネーションは真っ赤な物からピンク色の物まで様々な色合いの物があるのでそれらを混ぜるのも良いですしアジサイ、バラ、ユリ、ランなどもOKです。
一方、父の日は黄色いバラが定番です。
日本ファーザーズデイ委員会か開催している父の日、黄色いリボンキャンペーンは、家族の愛情や尊敬を表す黄色を父の日のイメージカラーとしており、これが父の日にバラを贈る風習と同化し、父の日に黄色いバラを贈る今の風習になりました。
まとめ
お花のプレゼント、というのは単に物を贈るのではなく「気持ちを送る」のです。多くの男性は「いずれ枯れてしまう物にお金を出すなんて」と考えがちですが、物ではないのです。お花のプレゼントは「愛情表現」であり物ではなく心を贈る。それがお花のプレゼントなのです。