プリザーブドフラワーは、プレゼントや、お見舞い品などで貰ったことがある人も多くいますよね。綺麗だけれど高値という印象があるこの花ですが、実際、生花と比べると高値で販売されています。

今回は、そんなプリザーブドフラワーを激安で手に入れる方法について紹介していきます。

 

プリザーブドフラワーとは?

プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとはブリュッセル大学とベルリン大学の共同開発から生まれた花の加工方法です。フランスのヴェルモント社により1991年に世界特許が取得され、そこから広く知られるようになりました。

 

ドライフラワーなどと同じく長期保存が可能な加工方法として注目を浴びたプリザーブドフラワー。しかし、その見た目は水分を抜いて作るドライフラワーとは大きく異なり、生花のような鮮やかな色合いと、みずみずしく柔らかな質感をもちます。

 

また、加工する際に花粉や樹液などが取り除かれるため、花粉アレルギーや虫の心配もありません。水やりの手間もかからないので、忙しい主婦や高齢者へのプレゼントや、お見舞い品として人々から人気を集めています。

 

プリザーブドフラワーの相場

手間もかからず長い期間、花の美しさを楽しめるプリザーブドフラワー。その値段は花の大きさや種類、量などによって変わりますが、加工されている分、生花よりは高めです。お手頃価格の商品だとミニアレンジで1,000円~3,000円ほどで、通常のアレンジでは5,000円からが大体の相場です。

 

もちろん、茎がついたものや長持ちがするもの、豪華なアレンジのものなど特別な品を選べば、より一層その値段は高くなり、1万円を超える商品、5万円を超える商品などが主流になります。

 

プリザーブドフラワーを激安で手に入れるには?

花粉アレルギーや虫などへの心配がいらなかったり、水やりの手間が不要であったりと利点が多いプリザーブドフラワーですが、日常的に楽しむのにはちょっと高価です。もっと安く手に入れて日常的に美しいプリザーブドフラワーを楽しみたいという人も多いでしょう。

 

そんな人たちのために相場よりもずっと、安い激安価格でプリザーブドフラワーを手に入れるいくつかの方法を挙げていきましょう。

 

手作りキットで作る

難しそうに見えるプリザーブドフラワーの加工ですが、実は自分で手作りすることもできます。

 

プリザーブドフラワーの手作りキットや簡単に、染色ができる専用加工液なども、販売されており、中には加工液に数日間つけるだけで、プリザーブドフラワー作り上げることができる商品もあります。花材の脱色加工剤や精製グリセリン、染色用のインクなど、多くの資材を用意しなくとも、簡単にプリザーブドフラワーを作成することができるので、気軽に試してみたいという人におすすめです。

 

通販で買う

自分で作るのはハードルが高い、という人におすすめするのは、通販サイトを利用することです。慣れ親しんだ通販サイトから注文が、できる最も簡単な方法です。さまざまな、商品を気軽に見比べられ、お得な商品を探せることが通販サイトの利点ですが、ブリザードフラワーにおいても相違ありません。楽天やAmazonのような大手通販サイトなどでもブリザードフラワーは取り扱われています。

 

中にはキャンペーンやセールによって安く販売されている商品も多々あるため、通常よりもずっと安い価格で購入することが可能です。

 

アウトレットで手に入れる

とにかく、安く手に入れたいという人に、おすすめなのがアウトレット商品を購入することです。時間が経過してしまった商品やメーカー廃盤商品、旧箱など、訳ありで安くなっている商品です。半額以下の値段で取り扱われている商品も多くあり、お手頃価格でプリザーブドフラワーを手に入れることができます。

 

ただし、すべて訳あり商品なので、なかには、花びらが切れていたり変色していたりと、見た目が損なわれている場合もあります。そのなかで綺麗なプリザーブドフラワーを手に入れるためには、訳ありである理由を確認してから購入するようにしましょう。

 

卸問屋で購入する

最後に紹介するのは、多少手間がかかっても、綺麗な商品を安く手に入れたいという人に、おすすめの方法です。それは、業者が利用するような卸問屋で購入することです。中間コストが必要ない分、小売店で購入するよりも安く商品を手に入れることができます。

 

業者だけではなく一般ユーザーへの販売を積極的に行っている卸問屋なども存在するので上手に活用するようにしましょう。

 

激安のプリザーブドフラワーを綺麗に見せるコツ

プリザーブドフラワー

素人が作った手作りの品や、訳あり商品のアウトレットなどは粗が目立つこともあります。せっかく、安く手に入れることができたとしても、肝心のプリザーブドフラワーの見た目がいまいちでは台無しです。

 

そのままでは、いまいちでも、ひと手間を加えることでその美しさを楽しめるようになります。プリザーブドフラワーを綺麗に見せるいくつかの方法を紹介していきます。

 

コサージュなどに加工する

プリザーブドフラワーの利点は、生花と違い長期間楽しめることです。長期間でも萎れる心配がなく、鮮やかな花の美しさを保ってくれる、プリザーブドフラワーは、コサージュに最適なのです。

 

また、市販の品と違い自分が身にまとう衣服に合わせたコサージュが作れるのも利点でしょう。注意したいのが、色移りがあることです。プリザーブドフラワーは染色しているので衣服に色が移ってしまう可能性があります。衣服と接する土台部分はリボンや造花などでカバーするように作りましょう。

 

リースにする

花を使ったリースはとても華やかで綺麗なものです。しかしドライフラワーや生花などを使ってリースを作ると一つ問題が起きます。せっかく、作り上げたリースでも、虫が湧いてしまっては散々な思いをする羽目になります。

 

プリザーブドフラワーは虫の心配をする必要がなく、生花のような鮮やかな見た目をしているのでリース製作にはとても向いているのです。長期間保存も効くので短い期間で何度も作り直す必要がなく、長い間楽しむことができます。

 

ラッピングに工夫をする

プリザーブドフラワーは水やりが不要です。そのため花瓶に移し替える必要がなく、可愛らしく、ラッピングされた、花束などの姿のまま、楽しむことができます。透明な袋に入れて可愛らしくリボンを結んだプレゼント包装のようなラッピングなど、生花ではできない飾りつけがをできるのがプリザーブドフラワーの強みです。

 

ブーケを作ってみたり、たくさんの装飾品と一緒に飾りつけてみたり、プリザーブドフラワーを活かした華やかなラッピングに挑戦してみましょう。

 

まとめ

水やりが手間だったり、虫が湧いたり、綺麗な花を飾りたくても忙しい現代人には、なかなか難しいのが現状です。生花のような鮮やかさを保ちながらも、水やりなどの手間がいらないプリザーブドフラワー。

 

この加工方法は、現代人にとって、気軽に花を楽しむことができる方法の一つでしょう。手作りや通販、アウトレットなど自分自身に合った方法でお得に手に入れて、日常生活の中で花の美しさを楽しんでくださいね。