ダリア

ダリアは鮮やかで存在感もあり花束やアレンジメントとしても人気がある花です
初心者にも育てやすい花だということを知っていますか?
種類も多いので、品種によっても花の色も咲き方も花の大きさも違います。

非常にバリエーションが豊富な花です。
そこで、今日はダリアの花言葉やプレゼントのコツ、育て方などを徹底解説していきたいと思います。

ダリアってどんなお花?

ダリアはキク科、ダリア属に分類される花で原産地はメキシコです。高温で乾燥した地域の環境を好み、花の色は白、ピンク赤、オレンジ、黄色紫など色が豊富な花です。
ここでは、ダリアという名前の由来や特徴、花言葉を紹介していきます。

名前の由来

ダリアの学名「Dahlia」で、ダリアの名前の由来はスウェーデンの植物学者のアンデシュダールという名前にちなんでつけられています。

日本で江戸時代にオランダ人によって持ち込まれ、花姿がボタンに似ているため「天竺牡丹(テンジクボタン)」と呼ばれており、天竺はインドの旧名なため、インドから来た花だと思われていたようです。しかし、英語でも学名のまま「Dahlia」と呼ばれています。

ダリアの花言葉は花の色によって違う

ダリアの花言葉は良い意味の花言葉と良くない花言葉両方をもっており「優雅」「気品」「気まぐれ」「移り気」「裏切り」などの意味をもっています。

その理由はフランス革命にあるようでナポレオン一世の皇居でジョゼフィ―ヌ・ド・ボアルネが愛した花でありながらもある出来事のいよって皇居がダリアへの興味を失くしてしまってことから「移り気」などのネガティブな花言葉になりました。

しかし、ダリアの花言葉は花の色によっても違います。

赤ダリア…「華麗」
白ダリア…「感謝」
黄色ダリア「優美」

本来のダリアの花言葉はあまり良くない花言葉の意味もあるので、ダリアを贈るときは良い意味をもっている花と一緒にダリアを贈るようにしましょう。

ダリアはいつの誕生花?

ダリアは、9月2日、3日、10日、15日、21日、23日、24日と、9月を代表する誕生花ですが、6月5日、7月27日、8月13日、10月18日、10月22日などの誕生花でもあります。

代表的なダリアの種類と季節

ダリア

ダリアは花の大きさだけでも6種類に分類されます、ここでは皇帝ダリア、ポートライトペアビューティー、サンタクロースの種類と季節について紹介していきます。

皇帝ダリア

皇帝ダリアは晩秋に大きなピンクや紫の花を咲かせる花です。日が短くならないと花芽ができず開花時期が遅く11月下旬から咲き始めます。

街灯や電灯がらうと日が長居と感じてしまうため花芽をつけなくなってしまうので注意しなくてはいけません。

ポートライトペアビューティー

ポートライトペアビューティーは品種改良されて長野県で生まれた品種です。
開花時期は6月~11月頃でオレンジ色と白色の花びらで中輪サイズの花を咲かせます。

切り花としても人気が高く、フォーマル・デコラティブ咲きは見た目がとても可愛らしい花です。

サンタクロース

サンタクロースはアメリカ生まれの品種で、花びらは赤色と白色、中輪~小輪の花を咲かせます。

開花時期は6月~10月頃でインフォーマル・デコラティブ咲きで、縁に向かい色が白色になっていくグラデーションが美しい花で美しい爪のような模様で見た目もおしゃれです。

初心者でも育てやすい!ダリアの栽培方法

ダリアは初心者でも育てやすいので自宅でも育てることは簡単ですが、球根植物なので、球根から育てるのが多く、種から育てることもできます。
しかし、しっかりとした球根になるまで3年ぐらいかかってしまいます。

種まきも可能ですが、発芽するのが確実ではありません。このことからも初めてダリアを育てるなら球根から育てるのがおすすめなのです。ここではダリアの栽培方法についてお話していきます。

球根の植え方(種まき)

  1. ①鉢や箱や、卵パックなどに種まき用の土を入れます。
  2. ②5cm間隔で種を2~3粒まき、5mmほど土を被せます。
  3. ③水やりをして、発芽するまで土が乾かないよう管理してください。
  4. ④1週間ほど待って発芽が確認できたら土が完全に乾いてるのを確認して水やりをしましょう。
  5. ⑤本葉2~3枚まで出てきたら1回り大きな鉢か庭に植え替えしてください。

球根の植え付けは3月下旬から7月上、中旬が適しています。

植え替え方法

ダリアの根は縦ではなく、横に伸びるのが特長なので、根がとても細かく、とてもデリケートなので、傷つけてしまうと根づかなったり、花が咲かなくなったりするため、植え替えには注意が必要です。

何個か株を植え付けるときは、大型種で株同士の間隔を80~100cm、小、中型種で30~40cmくらい空けるようにしてください。

  1. ①植え付けの2~3週間前には肥料を土に混ぜておきます。
  2. ②当日は深さ5~10cmほどの穴を掘ります。
  3. ③球根の発芽が上向きになるように置きます。
  4. ④土を被せて穴を埋めてください。
  5. ⑤支柱4本を立てます
  6. ⑥鉢底から流れるくらいたっぷり水やりをしましょう。
  7. ⑦発芽するまでは次の水やりはしないでください
  8. ⑧発芽後は土が完全に乾燥したのを確認してから水を与えるようにします。

鉢植えのままだと球根の育ちが悪くなるので、地植えに植え替えが必要になります。株が以上に小さかったり、花がつかないということになりかねませんので鉢植えから地植えに植え替えるのは、球根を大きく育てるためには必要です。

植え替える時期もタイミングがあります。
鉢植えを買った時期が秋なら、すぐに植え替えをして、買ったのが春であれば花が一度終わったあとなど、真夏を極力さけて植え替えするようにしてください。

ダリアを育てるコツ

ダリア

ダリアは原産地が熱帯地域の花なので乾燥にはめっぽう強いですが、湿気をとても嫌いです。ダリアは日当たりと風通しの良い場所に置くようにしましょう。
発芽に適している温度は20℃以上です。

植え付けの時期も桜が開花する頃から梅雨明けする前が目安なので、3月下旬~7月上中旬までに植え付けてください。

またダリアは日当たりが悪いと花の付き方が悪くなります。高温多湿も特に真夏は直射日光には注意が必要です。

鉢植えで育てる場合はや地植え場合は季節に合わせた環境に近づけるために移動したり、遮光ネットを使うようにしてください。

ダリアをプレゼントする際のポイント!

ダリアは大輪の鮮やかさからもお祝いシーンにピッタリの花です。特に開店祝いや、発表会、お誕生日などにも選ばれています。ここでは、花束、アレンジメントフラワー、鉢植えをプレゼントする際のポイントを紹介していきます。

花束

ダリアを手渡すなら花束がおすすめです。形は2種類あり、「縦に長い花束」「丸く可愛らしいブーケ」ですが、ダリアの咲き方から見て縦型フォルムの花束を選ぶと良いでしょう。ダリアは花のフォルムからも少ない本数でもボリュームがあり、一際豪華に見えます。

花束はラッピング1つでもおしゃれになるのでダリアを贈るときは花束にしてみましょう。

アレンジメントフラワー

アレンジメントは吸水性スポンジに花を挿して創作する花です。もらってそのまま飾れることでとても人気があります。花瓶んに移す手間がないので贈る方が多いです。

手入れも簡単で、スポンジの水が減ったら水を挿すだけなのです。
ダリアを贈るときはアレンジメントフラワーもおすすめです。

鉢植え

鉢植えのダリアは卓上テーブルに飾ったり、ちょっとしたプレゼントにも最適です。
母の日に感謝を込めて贈ったり、日頃お世話になっている方へ贈ると喜ばれます。

鉢植えも手入れも簡単なので、日当たりに注意し、水やりの頻度さえ守れば自宅でも簡単に育てられます。ダリアの鉢植えを贈ってみましょう。

まとめ

ダリアは白、ピンク赤、オレンジ、黄色紫など色が豊富な花で、ダリアの花言葉は良い花言葉と悪い花言葉の両方をもっています。

贈るときには注意が必要ですが、花束、アレンジメントフラワー、鉢植えのプレゼントにピッタリです。ぜひ、大切な人にダリアをプレゼントしてみてくださいね。