ひまわり

北アメリカを原産とするひまわりは、夏を代表する有名はお花です。
明るい黄色が特徴的で、ひまわりを置くだけでその空間が一気に明るくなりますよね。

どの年代からも非常に人気が高いひまわりですが、育て方やプレゼント方法をご存知ですか?

今回は、ひまわりの基本情報と共に、花言葉や栽培方法などを紹介します。

ひまわりってどんな特徴があるお花?

ひまわりには、色や形・習性など様々な特徴があります。
具体的にどんな特徴があるのか、細かく見ていきましょう。

花と種

ひまわりには明るくて鮮やかな黄色の花が付いています。
花びらの1枚1枚が独立した「舌状花」という花で、おしべやめしべはありません。

一方で、真ん中の黒い部分も1つ1つが筒状花といわれるお花で、おしべとめしべの2つを兼ね備えています。

そのため、花が咲き終わったあとに種となり収穫することができるんです。
ひまわりの種は、1輪からおよそ500~3,000個程度を収穫することができます。

また、この種には沢山の栄養が含まれているため、海外では「若返りのナッツ」として親しまれているようです。

最近では日本でも種を加工した「ひまわり油」が多く販売されるようになりました。
このように、ひまわりは目で楽しむことができ、健康に良いことが知られています。

太陽の向きに咲く

ひまわりは北アメリカ原産のキク科のお花で、7月~9月にお花を咲かせます。
そして、多くのひまわりは、朝は東を向いて夕方には西へと花の向きを変えます。

この様子はまるで太陽を追いかけているように感じますよね。
ひまわりが太陽に合わせて首を振るのは、茎に影を作り成長ホルモンの分泌を促しているからなんです。

ひまわりにはオーキシンという成長ホルモンが分泌されています。
このホルモンは、光が当たると分泌率が悪くなる特徴を持っているため、日が当たりにくい茎から多く分泌されます。

そのため、太陽と茎が反対方向になるように太陽に合わせてひまわりは向きを変えます。
この状態は、茎の成長が完全に止まって硬くなったら収まります。

ひまわりの花言葉は種類ごとに違う

ひまわり

ひまわり全体には以下のような花言葉があります。

  • ・あなただけを見つめる
  • ・愛慕
  • ・情熱
  • ・あなたを幸せにします

実は色や本数、大きさによって花言葉が変わるのをご存知でしょうか。
ここでは、ひまわりの花言葉を紹介します。

黄色のイメージが強いひまわりですが、様々な色があります。
色ごとにどんな花言葉があるか見ていきましょう・

  • ・紫・・・悲哀
  • ・オレンジ・・・未来を見つめる
  • ・白・・・ほどよき恋愛

紫のひまわりは、ひまわり特有の元気なイメージとは異なり少し悲しい雰囲気を持っています。少し印象が変わってくるのではないでしょうか。
オレンジのひまわりのは、とても前向きになれる花言葉があります。

これから新しいことにチャレンジする人や、少し立ち止まってしまった人たちに贈ると良いでしょう。

純白な白いひまわりには、控えめな花言葉があります。
黄色に比べると少し弱い印象ですが、素敵な花言葉です。

本数

バラにも本数によって意味が異なりますが、ひまわりも本数によって意味が異なります。

  • ・1本・・・一目ぼれ
  • ・3本・・・愛の告白
  • ・11本・・・最愛
  • ・99本・・・永遠の愛、ずっと一緒
  • ・108本・・・結婚しよう
  • ・999本・・・何度生まれ変わってもあなたを愛す

どの本数もよても良い意味を持っています。
パートナーへのプロポーズや記念日の贈り物にすると、とてもロマンティックな雰囲気を作り出してくれるでしょう。

種類

ひまわりは種類によっても花言葉が異なります。すべてを紹介することはできませんが、代表的な種類の花言葉を見ていきましょう。

  • ・イタリアンホワイト・・・あなただけを思い続ける
  • ・サマーチャイルド・・・元気な子供
  • ・サンリッチレモン・・・願望
  • ・ソニア・・・太陽の恵

ひまわりには本当に沢山の種類が存在します。ここでは紹介しきれない種類にも、とても素敵な花言葉が付いているので、気になる人は調べてみると良いかもしれません。

ひまわりの育て方・栽培方法

栽培

ひまわりの栽培方法は非常に簡単で、初心者でも気軽に育てることができる品種です。
しかし「ひまわりを庭には植えていけない」と聞いたことがありませんか?この言い伝えには具体的な根拠はありません。

例えば、ヒガンバナを庭に植えると火事になるという言い伝えを聞いたことがありませんか?これはあくまで言い伝えであって、事実ではありません。ひまわりも同様です。もちろん庭に植えることもできますよ。

ここではひまわりの上手な育て方や栽培方法を紹介します。

鉢植え・プランターの選び方

ひまわりは、植木鉢でもプランターでもどちらで種を育てても大丈夫です。
植木鉢に直接種を植えたい人は、大きめの植木鉢に種を植えましょう。

プランターで発芽をさせてから植木鉢で栽培したい場合は、升目状のプランターを使用することをおすすめします。

ひまわりの種を植えるポイント

ひまわりの種まきは、4月~6月がベストです。
種には種類があるため、種類によって種まきの方法が少し異なります。
共通する部分は、一番初めのまき方です。

直播する場合は、1.2㎝の穴に横向きで2.3粒種をまきます。
ひまわりを1つの場所に複数植える場合は、高性種は50~60㎝、普通種は15~20㎝程度間を空けて植えると良いでしょう。

水やりの方法

ひまわりは暑さには非常に強い植物ですが、乾燥した状態が長引くと枯れてしまいます。
そのため、表面が乾いたと感じたらたっぷりのお水をあげましょう。
また、植え替えのあとは1日2回しっかりと水をあげると元気に育ちます。

とはいえ、常にじめじめした環境は好まないので、あげすぎには注意が必要です。

植え替え(植え付け)方法

ひまわりは一年草なので、とても根が弱く枯れてしまいます。
そのため、植え替えの必要はありません。

根に直接触れてしまうと枯れてしまうので、どうしてもひまわりを増やしたい場合は、種を植えると良いです。

ビニールポットから鉢に植え付けを行う場合も、根っこに触らないように注意しましょう。

時期が来たら枯れたひまわりの種を収穫

ひまわりの種は、花が咲き終わったあと2か月ほど時間をかけて種になっていきます。
葉っぱが次第に枯れてきて、花首が徐々に下を向いたら種ができている合図です。
種が黒くなってきて硬くなり始めたら、収穫し始めましょう。

収穫後は、数日間乾燥させて冷暗所で袋に入れて保存すると、質の良い種を作ることができます。

まとめ

ひまわりはとっても元気ない印象で、1輪でも充分見ごたえのあるお花です。
そのため、どんなシーンでも相手を選ぶことなくプレゼントできます。

誕生日や記念日には花束やフラワーアレンジメントで、開業祝いや誕生祭にはスタンド花に使用するのも良いでしょう。

プレミアガーデンでは、高品質なひまわりをし使用したフラワーギフトをご提供しています。様々なシーンに合わせて、最適なひまわりのプレゼントをしてみませんか?

また、ギフトだけではなく自宅に置きたい人にもおすすめです。
ひまわりは種が必ず取れる植物なので、この機会にひまわりを育て続けてみませんか?