世界には沢山のお花が存在し、さまざまなシーンで贈られることがあります。

花を選ぶ基準は、基本的に「色」「種類」の方が多いと思いますが、最近では「花言葉」に注目して花を選んでいる人も沢山います。

そこで、今回は「花言葉」に特化して、幸せな意味を持つお花を一挙大紹介いたします。

 

幸せな花言葉を持つ人気なお花5選

花

幸せな花言葉を持つお花は沢山存在します。

今回は、幸せな花言葉を持つお花の中から、特に人気のある5種類の花を紹介します。

 

チューリップ

童謡にもなっているとても親しみやすいお花であるチューリップは、江戸時代後期から人々に親しまれています。「チューリップ」という呼び名は英語で、和名では「鬱金香」と呼ばれています。

 

さまざまな色のあるチューリップですが、基本的な花言葉は「思いやり」です。色ごとに意味が異なるので紹介します。

  • ピンク・・・「真実の愛」「愛の告白」
  •  赤 ・・・「愛の芽生え」「誠実な愛」
  •  紫 ・・・「不滅の愛」

愛に関する幸せな花言葉を持っていることがわかりますね。

 

しかし、チューリップのすべてが幸せな花言葉を持っているわけではありません。

黄色や白色はあまり良くない花言葉なので、贈るときは気を付けましょう。

 

たんぽぽ

野原に咲くキレイな黄色が特徴のたんぽぽ。ほとんどの人が幼少期に摘んだことがあるかと思います。

あまり「お花」として見たことないという方も多いでしょう。しかし、このお花にもしっかりと花言葉が存在します。

 

たんぽぽの花言葉「愛の神託」「真実の愛」「誠実」「幸福」です。

小さいお花なのに、とっても情熱的な花言葉があることがわかりますね。

「愛の神託」という意味は、古くからヨーロッパでたんぽぽを使って花占いを行ったことが由来になっているようです。

 

しかし、たんぽぽが成長して綿になると「別離」という意味に変わってしまいます。

これは、綿毛が飛んでいく状況からこういった花言葉が付けられたとされたとされています。

綿毛にも花言葉があるなんてびっくりですよね。

 

ひまわり

夏の花の代表ともいえるひまわりは、老若男女問わず沢山の人に親しまれるお花の1つです。

ひまわりの花言葉は「あなただけを見つめる」「憧れ」です。

太陽の動きに忠実なひまわりならではの花言葉ですよね。

 

ひまわりには色のほかに大きさが存在しており、小輪のひまわりには「愛慕」という意味が込められています。

一方で大輪のひまわりには「偽りの愛」「偽金持ち」という意味も。おんなじひまわりでも、ここまで意味が異なると少し心配になりますよね。

 

ちなみに、ひまわりは黄色が主流ですがほかの色のひまわりも存在し、花言葉があります。

黄色以外のひまわりを贈るときは、しっかり意味を調べる必要があるでしょう。

 

コスモス

秋を代表するコスモス。昔の歌謡曲にも使用されたことから、とても知名度が高いお花です。コスモスを漢字にすると「秋桜」と書きます。文字通り秋に咲く桜のようにキレイなことから、この漢字が付けられました。

コスモスの花言葉は「乙女の純真」「調和」です。

 

ほかにも、色によって異なります。

  •  白 ・・・「優美」「美麗」
  •  赤 ・・・「乙女の愛情」
  • ピンク・・・「乙女の純潔」

 

これらを見ると、コスモスにはとっても純粋な花言葉が付けられていることがわかりますね。純粋な意味を持つコスモスですが、茶色のコスモスは「恋の終わり」という切ない花言葉が込められているので、注意が必要です。

 

すずらん

白い花が複数付いており、とても可愛らしい印象のすずらんは「純粋」の象徴です。

すずらんの花言葉は「純粋」「再び幸せが訪れる」「純潔」になります。

 

「幸せが再び訪れる」という花言葉は、すずらんが春先に咲くことから付けられた花言葉です。ヨーロッパでは、すずらんが聖母マリアの花とされていることから「純粋」「純潔」という意味になったとされています。

他の幸せな意味を持つお花との大きな違いは、悪い花言葉がないことです。

 

幸せな花言葉のお花を贈ろう!どんな形が人気?

チューリップ

幸せな花言葉を持つお花たちを贈る場合、どんな形で贈るのがベストなのか悩んでいる人も多いと思います。そこで、おすすめなお花の贈り方を紹介します。

 

花束

お花を贈る定番の形です。上記で紹介した、幸せな花言葉を持つお花はどれもこの形で贈ることができます。

花束は、相手や贈るシーンによってお花を変えたり大きさを変えたりできるので、お花の種類だけ花束の種類が存在します。

 

その中でもおすすめなのは、1つのお花だけを集めた花束です。

1種類の花言葉を相手に贈ることで、どんな気持ちを花束に込めたか伝わりやすくなるでしょう。

 

言葉がなくても相手にダイレクトに気持ちが伝わるので、言葉にするのは恥ずかしい!そんな方におすすめです。

 

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントは、花束よりも華やかに見えることから、結婚式などの大きな幸せのイベントに贈られることが多い形です。

この形で幸せな花言葉を持つお花を贈る場合は、1種類にするよりも沢山の幸せな花言葉を持つお花を入れるのがおすすめです。

 

貰った相手側も自分で花瓶に移したり、アレンジメントを行う必要がないので、お花の知識があまりない方にも贈ることができるでしょう。

 

まとめ

幸せな花言葉を持つお花は、ここで紹介したもの以外にも沢山あります。

特に、お祝い事によく使われる胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」という花言葉があり、人気の高いお花です。

 

このように、贈らることの多いお花は、基本的に幸せな意味が込められていると思って良いでしょう。ただし、黄色のお花は種類を問わずあまり良い意味出ないことが多いです。お花は見る人を幸せな気分にしてくれます。そんなお花の価値を壊してしまわないように、幸せな花言葉を探して素敵なお花を贈りましょう。