花を送るときに喜ばれる花の種類や特に気を付けたいこと

お祝いにお花を送りたいなと考えたときにどんな花を送ればいいのかというのは悩みますよね。相手の好みますももちろんありますが、それとは違ってお祝いなのにお花のチョイスミスで相手に不快な気持ちを与えてしまっては全く意味がありません。では、お祝いにお花を送るときにはどんな花がよくて、あんまりお祝いには向いていないものはどんなものなのかについてお話しします。

お祝いに送るおすすめの花の種類

お祝いを送るときにはお花と一緒にメッセージや写真を添えたりすると喜ばれたりします。でも、それを一緒に添えただけではよくありません。お祝いにピッタリのお花を選ぶことがとても大切です。では、お祝いにおすすめのお花をいくつかご紹介します。

胡蝶蘭

胡蝶蘭はお祝いで送られるお花としては定番のものです。胡蝶蘭はおよそ1ヶ月から長くて3ヶ月くらいもつお花です。そして、匂いもあまりなく、花粉が飛び散ることが少ないので飾るにしても手間がかからないところがとてもいいところです。どこに送るにしても嫌がられないのが胡蝶蘭のいいところです。また胡蝶蘭は幸せを運んでくれるといった花言葉もあったりして縁起のいい花です。

シンビジウム

シンビジウムは胡蝶蘭と同じラン科の植物です。シンビジウムは胡蝶蘭ほど華やかな花ではありませんが、花の色の種類が豊富なので送る先に合わせて色を選ぶことが出来ます。また、お祝いの定番では胡蝶蘭が送られることが多いので別のものを送りたいなと考える場合にはシンビジウムを選んでみるのもいいのかもしれません。

グロリオサ

胡蝶蘭などとはまた違う種類のお花ではありますが、アレンジメントにも使いやすいお花です。お店などにお祝いを送る場合には商売繁盛の意味をもつお花なので送る先にピッタリのところであればグロリオサはおすすめです。

お祝いに送る花の相場は?

お祝いを送る場合には相手によって金額を変えたりすることがほとんどです。お祝いを送るときにあまりお金をかけすぎても相手が悪く思ってしまったりして気を使わせてしまうようになります。また安すぎても印象がよくありません。では、どれくらいの相場のものを購入したらいいのでしょうか。

  • 身内の場合は10,000~30,000円
  • 親しい友人の場合は5,000~10,000円
  • 仕事の関係の場合は10,000~30,000円

上記くらいの目安でお祝いを考えるとちょうどいいものを送ることが出来ます。

 

花を送るときにやってはいけない6つのマナー

お花を送るときに気を付けたいことが6つあります。相手に迷惑がかからないためには知っておきたいポイントです。

送るタイミングを間違えないこと

お祝いを送るときにはいつタイミングで送るのがいいのかを確認する必要があります。例えば、お店を新しく出展させるためにお花を送りたいなと思った時です。話を聞いた時にただ送ればいいというのではなく、いつオープルするのか、何か式典が行われたりすることがあるのかなど相手の予定を聞いて迷惑にならない時に送るようにします。早く送りすぎてもダメ出し、遅くても印象がよくないからです。

管理が大変な花を送らないこと

先ほどお祝いで送るのにおすすめのお花をご紹介しましたが、それ以外のお花を送る場合もあるかもしれません。その場合にはお花によれば花びらが落ちやすかったり、花粉が飛び散ることが多い、匂いがきつい、長持ちしないなどお花の管理が大変そうなものは送ると相手が嫌がることがあります。

サイズのチョイスミスをしないこと

相手先がお花を送られてきて置こうとしたときにお花が大きすぎて邪魔になったりすることがあったり、小さすぎて見映えがよくなかったりして迷惑になってしまうことがあります。送られる先のお店に合わせてある程度の大きさを考えるのも大切です。

花言葉を調べてから送ること

相手のお花の好みを知っているからといって相手の好きな花をただただ送ればいいというのは大きなミスを招くことがあります。なぜならば、相手の好きな花の花言葉がマイナスのイメージを与えるようなものもあるからです。もし、相手の好きな花を送ろうと思ったら送る前に花言葉を調べてみて問題ないかどうかを確認することが大切です。

立て札をつけること

お祝いで移転や新店舗などに送る場合には、立て札をつけないでお花を送ってしまうことはマナー違反です。お祝いのお花はあちこちから送られてきて送り主が誰かのかを分かりやすく見るためには必要なものです。

開店祝いには赤い花は避けること

赤い花はお祝いとしてはあまりいいイメージを持ちません。火を連想しやすく悪いものを連想させやすくなるためにあまりよくない色とされていますので赤色は避けた方がいいです。

まとめ

お祝いのお花を送るときには相手の状況をしっかりと把握した上で、相手に迷惑のかからないようなお花を送ることが大切です。また、花言葉など、お祝いに適したものを選ぶことを意識するといいと思います。