「供花」は、「きょうか」もしくは「くげ」と読みます。故人に捧げる花のことを指します。死者の霊を慰めると、同時に通夜、葬儀や告別式の祭壇や会場を飾る意味があります。故人と近しい間柄の場合、供花を贈ります。

 

お悔みの花は、時期によって贈る花の色や種類が異なリます。お通夜までの間、ご遺体の枕元に置いておく花を、枕花といいます。また、四十九日までと、四十九日以降とでは、飾る花の色や種類が違います。

 

この記事では、お悔やみの花を贈る際に知っておきたいマナーと、お悔やみのお花の選び方を紹介していきます。

 

お悔やみの花を贈る際に知っておきたいマナー

マナー

お悔みの花を贈る際に知っておきたいマナーについて説明していきます。

 

葬儀場によっては花の持ち込みを禁止している場合がある

生花店から供花を持ち込みたい場合は、まず葬儀会社に供花の持ち込みが可能なのかを確認した方が良いでしょう。

 

葬儀会社の中には、葬儀会場への指定業者以外の供花の持ち込みを禁止しているところがあります。その場合、葬儀会場への生花の持ち込みができないので、必ず確認しましょう。

 

供花を贈る際、まずは遺族の了承を得る必要があります。供花には飾る順番にも決まりがあるので、贈る際には故人との関係性をしっかり伝えておくべきです。

せっかく供花を用意しても故人の意志を尊重するなどの理由で、遺族から辞退されてしまう可能性もあるので、事前に確認しておくべきでしょう。

 

メッセージカードを添える

お悔みの花にはメッセージカードを添えます。

お悔みのメッセージカードは、知らせを聞いたら時期を伸ばさず、礼をかくことのないように配慮します。相手の気持ちを考え、丁寧な言葉で書きましょう。余計なことを書きすぎず、簡潔にすることもポイントです。

 

メッセージカードの書き方

■時候の挨拶は省いて、すぐに本題・主文から書き出す。

■訃報を知った驚きや悲しみ、お悔やみの言葉を添える。

■故人との思い出や、お世話になったことへの感謝を添える。

■葬儀や法要に参列できないことへのお詫びを述べる。

■ご家族へのお慰め・ねぎらいを添える。

 

時期によって贈る花の色や種類は異なる

お悔みの花は、時期によって贈る花の色や種類が異なリます。

 

■枕花 お通夜までの間、ご遺体の枕元に置いておく花で、白一色、白上がりの花で、そのまま飾れるアレンジメントフラワーを供えます。

 

■供花⚫弔花 スタンド花やアレンジメントフラワーの白一色が一般的です。

 

■四十九日 そのまま飾ることができるアレンジメントフラワーにします。白でまとめたお花を贈ることが望ましいですが、淡い色、薄いピンク、薄い水色、薄い紫などや、故人が好きだった花を取り入れてもかまいません。バラは避けましょう。

 

■四十九日以降 四十九日を過ぎると、花の色もだんだん明るく華やかな色目を使用する傾向があります。よく使われる花は、輪菊、小菊、洋菊、カーネーション、スターチスなど、なるべく長持ちする花が使用されます。

 

【時期別】お悔やみのお花の選び方

スタンド花

最後に、お悔みの花の選び方を説明します。①花の色や種類、②値段相場、③お悔みの例文の順に説明します。

 

お通夜・お葬式 

①スタンド花やアレンジメントフラワーの白一色が一般的です。

②供花の値段相場は、1基7,500円〜15,000円程度です。

③このたびのご逝去を悼み、 謹んでお悔やみ申しあげますとともに、 心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 

四十九日

①白でまとめたお花を贈ることが望ましいですが、淡い色や故人が好きだった花も盛り込むことができます。

②四十九日の花の値段相場は、5,000円〜15,000円程度です。

③謹んでお悔やみを申し上げますとともに 心からご冥福をお祈りいたします。

 

一周忌・三回忌などの年忌法要

①自宅以外の法要の場合、スタンド花やアレンジメントフラワー、自宅の法要の場合、胡蝶蘭やアレンジメントフラワーが適しているでしょう。

②一周忌の花の値段相場は、6,000円〜15,000円程度です。法人の場合は、20,000円程度です。

③一周忌にあたり、 心ばかりのお花を送らせていただきました。 ご生前の面影を偲び、 あらためてご冥福をお祈りいたします。

 

お盆

①花束かアレンジメントフラワーが適しています。白い菊や白いユリがよく、白や淡い色を取り込み、大輪の花を選ぶようにしましょう。 

②お盆、特に新盆のアレンジメントフラワーの値段相場は、3,000円〜5,000円程度です。

③新盆を迎えるにあたり、遠方より合掌させていただきたいと思います。 ささやかですが、お花を送らせていただきます。ご仏前にお供えください。

 

まとめ

以上、お悔やみの花を贈る際に知っておきたいマナーと、お悔やみのお花の選び方を紹介しました。

 

お悔やみの花を贈る際に知っておきたいマナー

・葬儀場によっては花の持ち込みを禁止している場合がある

・メッセージカードを添える

・時期によって贈る花の色や種類は異なる

 

最後にお悔みの花の選び方を時期別に、お通夜・お葬式、四十九日、年忌法要、お盆にわけて、①花の色や種類、②値段相場、③お悔みの例文の順に説明しました。