チューリップ

春に出回るチューリップはフラワーギフトとして人気のお花です。カラーバリエーションも多くいろいろなお祝いシーンにピッタリです。

実はチューリップは球根を保存しておけば翌年も花を咲かせることができるので、自分で育てるのもポイントを掴めば難しくありません。

そこで今回は、チューリップの特徴や品種、育て方のポイント、チューリップの植え付けの方法や球根の保存方法を紹介していきます。

チューリップの特徴

チューリップは春に咲くお花で、チューリップはユリ科、チューリップ属でトルコ中央大きさは10~70㎝ぐらい生長する、アジアを原産とする秋植え球根植物です。

5000種以上と種類も豊富で、原種だけでも、100種類も超えるといわれています。

秋植え球根の中では一番品種が多いのがチューリップだといわれており、チューリップの花の色のほかにも咲き方もいろいろあります。

耐寒性には強いですが耐厚性に弱いのが特徴です。

園芸分類 球根
大きさ(草丈/樹高) 10~70㎝
原産地 中央アジア~北アフリカ
花の色 白、赤、ピンク、オレンジ、黄色、黒、紫、褐色
開花時期 3月下旬~5月上旬 原種の開花は3月~
耐寒性 強い
耐暑性 弱い

チューリップの品種

チューリップには品種によってもいろいろと違い、1981年に「オランダ王立球根協会」で決められた分類法が一般的になっています。

チューリップの開花時期は「早生種」「中生種」「晩生種」の3つに分けられます。

早生(わせ)種の開花時期は3月下旬~4月下旬でチューリップの種類は2以下の種類です。

  • ・一重咲き
  • ・八重咲き

中生(なかて)種の開花時期は4月下旬 チューリップの種類も以下の2種類が挙げられます。

  • ・トライアンフ
  • ・ダーウィンハイブリッド

晩生(おくて)種の開花時期は、4月下旬~5月上旬 チューリップの種類は7種類と多いことが特徴して挙げられます。

  • ・一重咲き
  • ・八重咲き
  • ・ユリ咲き
  • ・フリンジ咲き
  • ・パーロット咲き
  • ・ビリディフローラ咲き
  • ・レンブラント咲き

ここからは人気の品種と特徴を紹介していきます。

品種 開花時期 特徴
アプリコットビューティー 4月上旬 アプリコットビューティ―は一重咲きの有名品種で淡いピンク色~杏色とのグラデーションが魅力があります。

優しい色合いが人気の品種です。

シルバークラウド 4月中旬 シルバークラウドは薄めの紫色の花と黒っぽい茎がシックでチューリップの品種では珍しいことで有名です。

シルバークラウドは上品でエレガントな印象で人気の品種です。

ピンクダイヤモンド 4月下旬 ピンクダイヤモンドはパステルカラーのふっくらとした丸みがあり一重咲きの中でも不動の人気がある品種です。清楚で優しい色合いが見てるだけでも癒されます。
はちみつミルク 4月下旬 ミルク色の花びらに、はちみつみたいな優しい黄色の模様が入っている品種です。ミルクにはちみつを垂らしたような色合いにピッタリのネーミングがついた品種です。

チューリップ育ては土が重要!

球根

チューリップを育てるときは土選びが重要です。なるべく、良い土を選ぶようにしましょう。

一番初めに育てるときに必要な栄養素が入っているので、ほかの土や肥料などは必要なくこれだけで育てることができます。

また良い土は水はけや、保水性、通気性、保肥性に優れています。チューリップを育てるときは、植物に最適な土がブレンドされている培養土がおすすめです。

チューリップの球根の選び方

秋が始まる9月ぐらいになると店頭にチューリップの球根が並びますが、まずは買う前に手に取ってください。

チューリップの球根は手のひらで持って重くずっしりくるものが良いといわれています。
重いほど高品質だといわれており、あまりにも小さいとお花が咲かない可能性があります。

チューリップの球根を選ぶときは大きくて重いもので球根の表面に傷がついていないものを選ぶようにしましょう。

チューリップの育て方のポイント

チューリップ球根は日光が当たり、風通しの良い室内で育てるのが基本です。一度植え付けすると必要以上に管理しなくても問題ありません。

しかしチューリップを育てるときにはいくつかポイントがあります。ここではチューリップの育て方のポイントを2つ紹介します。

水はたっぷりあげる

チューリップの球根は土が乾くと育たないため水やりが重要なポイントです。

特に鉢植えしたチューリップは、球根から葉が出てくるまでに時間がかかるのでうっかり水やりを忘れてしまいます。

チューリップは、鉢底から水が溢れるぐらいたっぷりと水やりをしますが、土が半乾きのままで水やりをしてしまうと球根が腐るので気をつけてください。

必ず、土が乾いているのを確認してから水やりするようにしましょう。

肥料をあげるときは球根が腐らないように注意!

チューリップに肥料を上げるときは、まずは肥料の説明書をしっかりと読むようにしましょう。特に使用量、詳しい使い方などには目を通してください。

肥料をあげすぎると土の中で肥料の成分濃度が上がり「肥料やけ」を起こすことがあります。

チューリップが「肥料やけ」を起こすと枯れたり、球根が腐ったりしてしまうので
肥料あげるときは規定量を守るようにしましょう。

植え付け、植え替えは優しく

チューリップは根を痛めてしまうと生えてこなくなります。

チューリップの球根を植え付けたり植え替えしたりする場合は無理矢理、土に押し込まないで優しく扱うようにしましょう。

また植え替えを好まないのでチューリップの植え替えは芽出し球根で育てるときのみです。
そのときも植え付け同様に優しく球根を扱ってください。

チューリップの植え付けの方法

植え付け

チューリップの球根は「鉢植え」「地植え」両方とも、10月~11月頃が植え付けに最適の時期です。チューリップを育てるときの方法は「地植え」「鉢植え」「水栽培」と3つあります。

(植え付け、植え替えは優しく植えるのが基本です。)ここでは「地植え」「鉢植え」「水栽培」の3つの方法を紹介していきます。

地植えの場合

  1. ①土作りを済ませておく
  2. ②球根を植える穴を掘る
  3. ③球根は深さ10㎝程度のところに植え付ける
  4. ④球根の植え付け間隔は球根2~3個分空け植える
  5. ⑤植え付けたら土えを覆ってたっぷりと水やりをする
  6. ⑥植え付け完了

「花束植え」は球根を内側に倒してあらゆる方向に植え付ける方法です。このように植えることによって、葉が外側に成長して花が咲くと花束のようになります。

人気の植え方です。
こうした花姿から「花束植え」と呼ばれています。

鉢植えの場合

  1. ①鉢の底に鉢底ネット、鉢底石を入れ、培養土を鉢の最上部から8~10㎝程入れる
  2. ②球根は深さ2㎝程度のところに植え、球根の間隔は球根1個分空ける
  3. ③球根の向きは同じに統一して植える
  4. ④球根に土を覆う
  5. ⑤植え付け完了

水栽培の場合

チューリップは水栽培もできます。市販されている水栽培用のものが良いでしょう。

  1. ①外皮を剥いた球根を水をはった容器に入れます
  2. ②水の量は球根の底に水が触れる程度入れる
  3. ③気温が15℃くらい一定に保てる暗い場所に置く
  4. ④根が出たら半分、か3分の2根が浸かるように水を入れる
  5. ⑤1週間に1度水を取り替える
  6. ⑥根がしっかりと伸びたら日光が当たる場所に移動させる
  7. ⑦液体肥料を規定量よりもさらに薄めたものを1,2滴与える

寒冷地でもチューリップは育てられる?

チューリップは冬は低温を好みますが冬の乾燥は好みません。球根が乾燥すると芽が枯れる原因になります。鉢植えは、温度が低い湿度が高い場所に置いてください。

寒冷地では、土も乾きやすいので、土が湿っているのかこまめに確認するようにしましょう。また寒冷地でのチューリップの植え付けはなるべく10月中に行ってください。

霜が降るような地域の場合は球根を少し深めに植え付けておきましょう。

球根を保存するには?

花を咲かせたあとのチューリップは球根を掘り上げて保存すると次の年も花を咲かせてくれます。そのためには正しく保存することが大事です。

チューリップは花が散ってから葉が黄色になり枯れたら球根を掘り上げる目安です。
保存方法は以下の通りになります。

  1. ①花が咲き終わったら葉を残し花の茎だけ切り取る
  2. ②液体肥料を薄めて月に3、4回与える
  3. ③必ず乾燥する前に水やりを行う
  4. ④葉が黄色に変色して枯れてきたら球根を掘り上げる
  5. ⑤球根のすぐ上で茎を切る
  6. ⑥小さくなりすぎている球根は捨てる
  7. ⑦掘り上げた球根は水で洗い、土をきれいに取り除く
  8. ⑧球根をネットに入れて保存する
  9. ⑨植え付けの時期まで風通しの良い日陰で乾燥させておく
  10. ⑩球根に傷がつかないように注意して保存

チューリップをおしゃれにプレゼントするには?

チューリップ

チューリップは品種も種類も色も多くさまざまなシーンを演出でき、老若男女問わず人気がある花です。

結婚式、誕生日、母の日に花束として贈るのはもちろんですが卒業式、入学式などにもピッタリのお花です。

小さな子供には馴染みが深いチューリップは「チューリップ」の歌も有名なので、子供にも喜んでもらえます。

またラッピングに拘ったり、メッセージカードを添えて贈るのも良いでしょう。花姿も可愛らしいのでちょっとしたプレゼントと一緒に女性に贈るのもおすすめです。

まとめ

チューリップは春に咲くお花で、アジアを原産とする秋植え球根植物です。開花時期は「早生種」「中生種」「晩生種」の3つに分けられます。

チューリップを育てるときは土選びが重要です。なるべく、良い土を選ぶようにしましょう。

チューリップの球根は咲き終わったあとの手入れや保存法をしっかりすることで
翌年も花を咲かせることができます。

そのためには彫り上げた球根を風通しの良い場所で、傷がつかないように保存してあげましょう。

この記事を読んでチューリップを育てるときや、球根を保存するときの参考にしてくださいね。