ラナンキュラスはたくさんの花弁が重なる美しい見た目と、豊富なカラーが人気の花です。花屋で買うだけでなく自宅でも簡単に育てることができるので、初心者にもおすすめできる花です。そんなラナンキュラスの詳しい育て方や花言葉、アレンジの方法など幅広く紹介していきたいと思います。

ラナンキュラスってどんなお花?

ラナンキュラスはキンポウゲ科の花で、正式名称は「ハナキンポウゲ」と呼ばれます。園芸界でラナンキュラスという名称が広まってからは、こちらの名前の方が浸透し、広く呼ばれています。

名前の由来はラテン語でカエルを意味し、これは湿地で自生することや葉がカエルの足のように見えることが理由です。

原産地は、地中海沿岸で、ヨーロッパで広まり特にイギリスやオランダで品種が増やされ現在に至ります。

ラナンキュラスは、球根を持つ植物で、店頭でも球根が売られています。また、花は花弁がいくつも重なった八重咲きが主流で人気の花の1つです。

 ラナンキュラスの花言葉にはどんな意味がある?

ラナンキュラスには、豊富な色があり、それぞれに花言葉が存在しますが、ラナンキュラス全体を指して使われる花言葉は「魅力」になります。華やかで可愛らしい花で、一輪でも花束でも目を引くその姿から名付けられています。

色別の花言葉を簡単に紹介すると、

・赤…あなたは魅力的

・白…純血

・ピンク…純粋な美しさ

・オレンジ…秘密

・黄色…優しさ

・紫…幸福

とポジティブなものが多く、ラナンキュラスは、どんな色を選んでも良い意味の花言葉を持っています。

特に女性への贈り物にはぴったりで、花束やブーケなどをアレンジメントする場合にはよく使われています。

ラナンキュラスの育て方のポイント

ラナンキュラスは秋頃に球根や種が売られ始め、越冬をさせて春に開花します。越冬と聞くと難しい印象があるかもしれませんが、実はちょっとしたコツだけ守れば、後は、簡単に花を咲かせることができるので、気軽に楽しめます。ここでは、ラナンキュラスの育て方のポイントを紹介します。

ラナンキュラスは種と球根どちらがいい?

ラナンキュラスは種と球根どちらも売られていますが、球根の方が一般的です。

種から育てることも可能ですが、ポット蒔きをして細かな管理が必要になります。初心者の人は種から植えるよりも、球根を植える方が花が開花する確率は高くなるのでおすすめです。

栽培に慣れてきたら、受粉した花から種を取りそこから増やすことにチャレンジしてみてください。

ラナンキュラスの水やりについて

ラナンキュラスの原産は湿地ですが、現代のラナンキュラスはあまり湿度を好みません。適度に乾いた状態を作ることで根腐れを起こさないようにします。

そのため、ラナンキュラスの水やりは、土の表面が乾いてきたらたっぷり与えましょう。

花が終わったら水やりの頻度を少なくし、枯れていくのと並行して水やりを減らし完全に乾燥させます。

 

剪定でラナンキュラスを元気に育てる

ラナンキュラスの鉢を購入して花が終わった後は、剪定をすることでまた花を咲かせることができます。

剪定は、まず花がらと枯れた部分を取り除き、葉の付け根を切り取ると新しい花を付けやすくなります。

花の時期が終わったら球根を掘り上げて冷暗所で保管し、秋になったら再び植えることで、また次の春に花を咲かせてくれるでしょう。

ラナンキュラスを育てる際のよくある質問

栽培が簡単といっても初めて育てる人にとっては、もしもこうなった時はどうすれば?という場面に遭遇します。

そんな時によくある質問をまとめてみましたので、ラナンキュラスの栽培で困ったことがあったら参考にしてみてください。

ラナンキュラスがぐったりしてしまったら?

育てているラナンキュラスがぐったりしてしまったらまずは、水の確認をしましょう。土の表面が乾いていたり、水をまだ挙げていないという時は、水を与えることで復活することがほとんどです。

逆に、水受け皿を使っている場合は、すぐに取り外して直射日光の当たらない風通しの良いところに移動させましょう。

真夏や真冬は気温の変化を強く受けるので、人間が快適だと思える気温の場所に移動させます。

ラナンキュラスの花がらの摘み方

ラナンキュラスは、咲き終わった花がらをきちんと取ってあげることでまた次の花が咲きやすくなります。

摘み取る目安としては、花が咲いてから枯れるまでで、できれば花が咲いたら切り花にして早めに摘んであげると次の花がきれいに咲きます。摘み取る場所は次のつぼみが付いている場所の少し上を切り取るようにしましょう。

ラナンキュラスは増やせる?

ラナンキュラスは、上手に育てれば増やすことができます。一般的な方法としては、受粉した種を取って使うことと球根を分けて植えることです。

球根が大きくなったら、夏前に掘り上げて球根を半分に分けて保管し、また秋頃に植えることで分球できます。

種は花が終わった後にサヤの中に入っているので、乾燥させて保管して球根と同じく秋頃にまきます。

ラナンキュラスをプレゼントするのにおすすめな方法

たくさんの色があって見た目も可愛らしいラナンキュラスはプレゼントの場面でも活躍してくれます。相手により喜んでもらうために、ここでは、おすすめしたいラナンキュラスのプレゼント方法を紹介していきたいと思います。

 

花束

丸くてボリュームのあるラナンキュラスは、花束にも映えます。一つの色をたくさん集めてもいいですし、好みの色を組み合わせるのもおすすめです。もちろん他の花と組み合わせれば花束のボリュームをアップさせることができ、豪華な花束を演出できるのも魅力的です。

茎が細いのでたくさん束ねてもかさばりませんし、葉も小さいので自由なアレンジメントが楽しめます。

アレンジメントフラワー

ラナンキュラスを使ったアレンジメントフラワーも人気です。可愛い器に花と小物をあしらってまとめるだけでも、華やかなアレンジメントになります。

ラナンキュラスは存在感のある花ですので、派手なリボンや包装紙なども自由に選んで使えるのが魅力です。

もちろんシックで落ち着いた雰囲気にも合わせられるので、贈りたい人の好みを反映できます。

鉢植え

ラナンキュラスは鉢植えで売られていることも多い花です。少し高さがあり、こぼれるようなボリュームの花を付けるので鉢植えのまま贈っても喜ばれるでしょう。

根本に近づくと少し寂しくなるので、鉢をカバーするように包装紙で包んだり、カゴや柄の入った植木鉢などに入れてあげると贈り物らしく豪華に見せることができます。

まとめ

ラナンキュラスはバラのような見た目でありながら簡単に育てられる花として近年栽培する人が増えています。ラナンキュラスを球根や種から育てる場合、ミックス売りを買えばどんな色が出るかを楽しめるという味わい方も人気です。

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