個性的な花として有名なカラーは、花だけでなく葉っぱにも特徴があるので、観葉植物としても人気です。カラーは、さまざまな種類があるので、アレンジメントや鉢植えなどプレゼントの方法もたくさんあります。今回は、カラーを育てるために注意したいことや、カラーの花言葉などをご紹介します。
カラーってどんなお花?
カラーは、サトイモ科の花で、原産地は南アフリカです。
大きく分けると湿地性と畑知性の2種類があります。湿地性カラーは、湿気のある場所で育てやすく、畑知性カラーは、寒い季節に育てやすいです。このように、それぞれ育て方にも違いがあるので、購入時に種類を把握するようにしましょう。
また、カラーは葉っぱの形も特徴的で、ハート形や楕円形、矢じりのような形など、個性があります。
花は、赤、白、ピンク、黄、オレンジ、紫などカラフルなので、鉢植えだけでなく、アレンジメントにしても映えるでしょう。
カラーの花言葉にはどんな意味がある?
カラーにはいくつか花言葉がありますが、カラー全般に言える花言葉として「華麗な美しさ」や「おしとやかな乙女」などがあります。
花言葉の由来はカラーという花の名前にあり、カラーはギリシア語で「美しい」という語源からきていているようです。そのため、女性の美しさや乙女の美しさを表現するような花言葉になりました。
さらに、カラーは色によって花言葉にも違いがあります。
色ごとの花言葉は以下の通りです。
・紫・・・夢見る美しさ
・白・・・清純
・オレンジ・・・熱血
・ピンク・・・情熱
ここでは紹介しきれない色にも花言葉があるので、気になる人は調べてみてください。
カラーを元気に育てるポイント
カラーは大きく分けて2種類あることから、自分が育てるカラーがどちらの種類なのか知っておく必要があります。カラーを元気に育てたい、長持ちさせたいという場合、どのように育てていけばよいのでしょうか。ここでは、それぞれのカラーの育て方で注意したいことについて詳しくまとめていきます。
日当たりの良い場所で育てよう
カラーは、湿地性も畑知性も日当たりの良い場所で育てましょう。どちらも日当たりの良い場所でしっかり育ちます。ただし、直射日光は葉が焼けてしまう原因にもなるので避ける必要があります。直射日光が当たらない日当たりの良い場所を選んでください。畑知性のカラーを育てる場合は、プランターで育てるのがおすすめです。
水やりはたっぷりと
カラーを元気に育てたい場合、水やりは欠かせません。湿地性のカラーは、湿気を好みます。水をたっぷりと与えるほうが良いので、こまめに水やりしてください。土が乾燥してしまうと、湿気のある状態を維持できないので、土が乾く前にこまめに水やりしましょう。
畑知性のカラーの場合は、湿気を好まないので、土が乾いてからたっぷり水やりする方法がおすすめです。
害虫に気をつけよう
カラーを育てると、害虫がついてしまうことがあります。害虫を予防するために、殺虫剤を使いましょう。最近は、オーガニック栽培用の殺虫剤もあるので、殺虫剤の成分が気になる人も安心です。また、殺虫殺菌剤を用いれば、害虫だけでなくカラーに多い病気も防ぐことができます。害虫対策をしっかり行い、綺麗なカラーを育てましょう。
カラーを育てる際のよくある質問
初めてカラーを育てる場合、どのように育てればよいのかさまざまな疑問が出てくるでしょう。ここでは、カラーを育てる際によくある質問についてまとめています。カラーを育てていく時の参考にしてみてください。
カラーの花が枯れてしまったら?
カラーの花が枯れてしまった場合、枯れた部分と実ができる部分まで取り除くようにしてください。枯れた花を取りのぞくことで、華数が減ってしまったり、球根が大きくならないということを防ぐこができます。花が枯れてしまうのは、水不足や日当たりが悪いこと、肥料不足が挙げられるので、これらの管理もしっかり行いましょう。
完全に花が枯れたら、根元から切り落とすことが大切です。
カラーを植え替えるタイミングは?
カラーを元気に育てたいなら、植え替えのタイミングも重要です。カラーは、同じ場所でずっと育てていると、根詰まりを起こしたり鉢が割れたりトラブルが増えるので、3年に1回くらいのタイミングで容器を変えて植え替えするようにしましょう。植え替えすることで、綺麗な花を再び咲かせることができるようになります。
カラーの増やし方とは
カラーを増やしたいという場合、分球して増やしましょう。球根を掘り、芽が入るように切ります。切った球根に殺菌剤をまぶしたら、植え付けを行います。植え付けの時期は、湿地性カラーの場合は秋(9月から10月ぐらい)、畑知性カラーの場合は春(3月から4月ぐらい)が最適です。カラーを増やしたいと、あまり沢山の球根を分けてしまうと育ちが悪くなるので、分球するのは、数年に1回ほどが良いでしょう。
カラーをプレゼントするのにおすすめな方法
個性的な葉っぱの形や、鮮やかでカラフルな花がすてきなカラーですが、プレゼントしたい場合どのような形で贈ると喜んでもらえるのでしょうか。カラーを贈る際におすすめの方法についてご紹介します。
花束
花束は、贈り物で選ばれる一番スタンダードな形です。カラーは、茎が長いと花瓶の中でより美しく見えるので、茎を長めにして花束にしてもらいましょう。花束は、すぐに手渡しできる相手に贈る際におすすめの方法です。どのような場所に飾ってもらえるのか考えて、花束の大きさや色を決めると良いでしょう。
アレンジメントフラワー
アレンジメントフラワーは、スポンジに水を含ませたところに、カラーやその他の花をアレンジしていきます。イメージを伝えてすてきなアレンジメントを作ってもらいましょう。そのまま飾ることができるので、花瓶が無くても飾りやすいです。遠くに住んでいる方に贈る場合も、贈りやすいでしょう。
鉢植え
鉢植のギフトは、見た目もボリュームがあって、飾ると存在感がありますね。鉢植えの場合、より長持ちさせやすいです。普段からお花を育てている人の場合、鉢植えをもらえると、嬉しいのではないでしょうか。鉢植えから、さらに分球し、新しいカラーを育てていくこともできます。
まとめ
カラーについて特徴や育て方のポイントなどをご紹介しました。華やかなカラーが庭やお部屋にあると、気持ちが明るくなりますね。カラーは美しい花なので、女性への贈り物にも最適です。
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