お花の代表として親しまれているバラは、さまざまなシーンで大切な人へ贈ることができる、人気のあるお花です。しかし、なぜプレゼントとしてさまざまなシーンで贈られるようになったのかご存じでしょうか?バラがプレゼントとして人気が高いということには、きちんとした理由があります。この記事では、バラがプレゼントに選ばれる理由をはじめ、花言葉や、贈るシーンについてなどを詳しく解説していきます。

バラってどんなお花?

バラの基本情報を見ていきましょう。

学名 Rosa
科名 バラ科
属名 バラ属
和名 ヨーロッパ、北アメリカ、アジア
英名 ばら
原産地 Rose
開花期 5~11月
切り花の出回り時期 周年
花色 赤、ピンク、オレンジ、黄、白など

 

花びらが何枚も重なる姿が特徴的なバラは、「花の女王」とも呼ばれており、地球上で一番キレイなお花として世界中で親しまれています。

また、2,000年以上の歴史を持っているため、品種改良も多く繰り返されており、なんとその数15,000種類以上も品種があるそうです。

開花時期は5月〜11月ですが、花屋さんで出回るバラは、ビニールハウスで栽培されていることが多いので、1年を通してバラを贈り物として使用できます。

さらに、香りもバラの特徴の一つです。香りのする花の中でも、特に香りに魅力があるお花を「三大花香」とよび、バラ・ジャスミン・スズランが、三大花香に含まれています。

 

バラがプレゼントに選ばれる理由

バラがプレゼントに選ばれる理由は、以下の通りです。

  • 見た目が華やか
  • 本数によって意味が異なる
  • 花言葉がよい

バラがプレゼントに選ばれる理由は、なんといってもお花の華やかさです。花びらを何枚も重ねるその姿は、1輪でもボリュームがあり見ごたえがあるので、何本か一緒になると非常にゴージャスな見た目になります。

また、本数によっても意味合いが異なるので、本数を替えるだけでさまざまなシーンにバラを贈ることができるでしょう。

お花には花言葉が存在しますが、バラには「愛・美」に関する花言葉がたくさん込められています。このような理由から、バラはプレゼントとして選ばれるようになりました。

 

色ごとに異なるバラの花言葉をご紹介

バラ全体には「愛・美」に関する花言葉が多く込められているとご紹介しましたが、色別にも細かい花言葉が込められています。色によって意味が異なるので、シーンによって使い分けることで、より相手に合ったバラをプレゼントすることができるでしょう。

ここでは、色別の花言葉についてご紹介していきます。

赤いバラ

赤いバラの花言葉は、「情熱・愛情・美」の3つです。

西洋では、「I LOVE YOU」などといった花言葉が込められています。赤いバラは、世界中でロマンチックな花言葉が込められていることがわかりました。

そのため、赤いバラは恋人やパートナーへの贈り物として人気があります。

ピンクのバラ

ピンクのバラには、「感謝・感銘・しとやか・上品」といった花言葉が込められています。

感謝の気持ちを伝えたいシーンにピッタリなピンクのバラは、母の日や家族の誕生日、友達同士で贈るのにピッタリなお花です。

青いバラ

青いバラには、「夢は叶う」「奇跡」「神の祝福」といった花言葉が込められています。

そもそも青いバラは、バラが持つ長い歴史の中でも存在しない色として認識されていたため、「不可能」や「存在しない」というマイナスのイメージがありました。

しかし、バイオテクノロジーの力によって何度も品種改良され、2000年代にようやく完成しました。たくさんあるバラの中でも、比較的新しい品種です。

不可能を可能にしたバラなので、前向きな花言葉が込められています。夢を追いかけている人や受験生にピッタリですね。

黄色いバラ

黄色いバラには、「友情・友愛・平和」といった花言葉が込められています。

バラの中でも、比較的中性的な色なので、男性への贈り物としても人気がある黄色いバラは、父の日や異性の友だちにプレゼントするのにピッタリです。

ただし、黄色いバラにはプレゼントにふさわしくない花言葉もいくつか込められています。

プレゼントする際は、良い花言葉だけを伝えるのがよさそうですね。

 

オレンジのバラ

オレンジのバラには、「絆・信頼・熱望」といった花言葉が込められています。

絆は、切るに切れない人との繋がりを意味する言葉です。そのため、オレンジのバラは、家族に向けた贈りものにふさわしいと言えるでしょう。

ほかにも、オレンジは暖かみのある色味なので、親しみやすさを感じることができます。これから関係を深くしていきたい相手に贈るのも、非常におすすめです。バラの中でも比較的シーンや性別を選ばない種類なので、どんなイベントにもピッタリですね。

バラの本数で贈る意味が変わる!

バラには花言葉があることを紹介しましたが、赤いバラには花言葉とは別に本数によって、意味が異なります。花言葉にプラスをして相手へ思いを伝える方法なので、知っておくとより素敵なバラをプレゼントすることができるでしょう。

 

本数 意味合い
1本 あなただけ、一目惚れしました
2本 世界にはあなたと私だけ
3本 愛している
4本 死ぬまで気持ちは変わらない
5本 あなたに出会えて本当にうれしい
6本 お互いに敬い愛し合いましょう
7本 ずっと言えませんでしたが好きでした
8本 思いやりや励ましをありがとう
9本 いつも一緒にいよう
10本 あなたはパーフェクトです
11本 最愛
12本 私と付き合って、日ごとに愛が強くなる」「私の妻になってください
99本 永遠の愛、ずっと好きだった
100本 100%の愛
101本 これ以上ないほど愛しています
108本 結婚して下さい
999本 何度生まれ変わってもあなたを愛する
1000本 1万年の愛を誓います

 

本来は1〜100本まで意味がありますが、ここでは特に人気がある本数の意味をご紹介しました。どれもプロポーズや告白にぴったりな意味が込められています。

 

バラをプレゼントするのにふさわしいシーンとは

バラは情熱的な意味合いや、本数によって込められた意味が異なるので、恋愛のシーンでよく好まれるようです。特によく選ばれるシーンが3つあるので、バラを贈るのにふさわしいシーンについて解説をします。

結婚記念日

結婚記念日は、夫婦にとって大切な記念日の一つです。そのため、なにかサプライズでプレゼントを贈りたい!と考えている方も多いでしょう。

そんな結婚記念日には、赤やピンクのバラを贈るのがおすすめです。特にピンクのバラには「感謝」という花言葉があります。結婚して思う日頃の感謝をバラにして伝えましょう。

夫にバラを贈る場合は、「信頼」という花言葉がこめられた、オレンジのバラがおすすめです。

プロポーズ

プロポーズには、赤いバラがおすすめです。なんといっても赤いバラには「愛」に関する花言葉が多く込められています。さらに、本数によっても意味が異なるので、自分の伝えたい気持ちに合わせた本数でバラをプレゼントすると良いでしょう。

100本・108本・999本・1000本が、プロポーズにはおすすめの本数です。

誕生日

恋愛のシーンにふさわしいバラですが、誕生日のプレゼントにもバラがピッタリです。

バラは、どの色にも良い花言葉がついているので、家族の誕生日はもちろん、友達や仕事関係の方へのプレゼントにも贈ることができます。

バラだけを使用したフラワーギフトだけではなく、バラを使用したフラワーアレンジメントや花束も人気があります。贈る相手の好みに合わせて、色や形を選ぶとよいでしょう。

まとめ

バラは、色だけではなく本数でも込められた意味が異なります。贈る相手やシーンに合わせて色を使い分けて贈ると、より相手の心に残る贈り物になるでしょう。

プレミアガーデンでは、バラを使用したフラワーギフトを数多く取り揃えております。

バラ単体の花束はもちろん、バラをアクセントで使用したフラワーギフトなど、シーンに合わせたプレゼントを選ぶことができるでしょう。ウェブサイトから簡単に購入できるので、買いに行く時間がない!という方にも最適です。