童謡の曲にもあり、昔から親しまれているチューリップは、春の訪れを教えてくれる明るく可愛らしいお花です。

最近ではフラワーギフトとして贈られることも多いですが、コツを掴めば自分で上手に育てることができるお花なんです。

今回は、チューリップの基本情報や上手な育て方、抑えておきたいポイントなどを解説していきます。

ギフトで贈る際のおすすめショップもご紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

チューリップの基本情報

まずはチューリップの基本情報を見ていきましょう。

中央アジア〜地中海沿岸を原産地とするチューリップは、ユリ科アマナ属の植物です。

球根から花を咲かせるのが特徴で、暖かくなる4月〜5月にきれいな花を咲かせます。

草丈の種類は種類にもよりますが、10cm以下の小さいものは非常に少なく、家庭用として出回っているものは大きくても20cm程度のものが多いです。

花の色は「赤」「白」「黄色」「青」「ピンク」「紫」など非常に豊富なので、いろいろな色のチューリップを育てることで、カラフルな花壇を演出することができるでしょう。

チューリップの上手な育て方

チューリップを上手に育てるには、土作りや水やりなど基本的な内容をしっかりと理解しておく必要があります。

特に、育てる環境はチューリップが長持ちするのかを左右することもあるでしょう。

ここでは、チューリップの上手な育て方について解説していきます。

土作り

チューリップは、水はけが良く通気性と保水性が高い土を好む傾向にあります。

そのため、自分で通知を調節して作るのも良いですが、初めてだとなかなか上手に土が作れない……というトラブルが起きやすいです。市販の培養土はチューリップが好む土質になっているので、プランターなどで育てる場合はそういった土を使用すると良いでしょう。

地植えの場合は、しっかり深く土を掘り返して、フカフカになったところに植え付けをします。

水やり

湿気を嫌うチューリップですが、たっぷりの水を与えることで元気に育ちきれいな花を咲かせます。

土の表面が乾いているのを確認したら、たっぷり水やりをしましょう。

少しでも土が湿っている状態で水を与えると、チューリップが枯れてしまう可能性があるので、注意が必要です。

肥料

チューリップは、植え付けのときに元肥として緩効性肥料を使用します。ただし、市販の培養土を使用する場合は肥料が含まれていることが多いので必要ありません。

その後は、発芽を確認したら1週間から10日に1度液体肥料を与えると良いでしょう。

育てる環境

チューリップは日当たりの良い場所を好むので、できるだけ日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。

プランターなどで育てる場合は場所を変更することができますが、地植えの場合は場所を変更することができません。なるべく植え付けの段階で、日当たりの良い場所を選ぶことが大切です。

また、風通しの良い場所をえらぶことで、チューリップの嫌う湿気からも解消することができるでしょう。

チューリップの植え付け方法

チューリップには2つの植え付け方法があります。

• 地植え
• 鉢植え

それぞれの植え付け方法を詳しく見ていきましょう。

地植えの場合

地植えとは、直接地面に植え付ける方法です。複数のチューリップを地植えする場合は、1つ1つの球根の間隔を10cm程度空けて植え付けをしましょう。

球根を植える穴の深さは5〜10cmが理想です。あまり浅く植え付けをすると、伸びてきたときに球根が出てきてしまうため、注意が必要です。球根を穴に植えたら、たっぷり土をかけて水やりをして発芽を待ちます。

鉢植えの場合

プランターや鉢植えを使用する場合は、20cm前後の深さがあるものを準備します。

1つずつ鉢に植える場合は鉢の真ん中に、プランターに複数植え付けをする場合は、3〜5cm程度の間隔が空いていれば問題ありません。

地植えと異なり、鉢植えを使用する場合はなるべく浅めに球根を植えるのがポイントです。

チューリップをより上手に育てるためのポイント

チューリップをより上手に育てるには、ちょっとしたポイントを理解しておく必要があります。本当に小さなポイントになりますが、知っておくことでより育てやすかったり、花が咲いたときの見栄えがキレイになります。ここでは、そのポイントを2つご紹介します。

球根選びに気をつけよう

チューリップの球根は茶色くて、栗のような見た目をしています。すべて一緒に見えるという人もいると思いますが、持ってみると全然重さが違う場合があります。

そのため、なるべくずっしりと重みがあり押してもへこまない球根を選ぶようにしましょう。スカスカの球根は、うまくチューリップが育たない可能性があります。

キレイに花を咲かせるなら球根の向きに注意！

チューリップの球根は、先の尖った方向が上向きです。そのため、尖った場所が上になるように球根を植えましょう。ここで向きを間違えてしまうと、変な方向からチューリップが出てきてしまったり、最悪土から出てこない場合があります。

チューリップはキレイに並んでいるとさらに見応えがあるので、球根の向きには必ず気をつけてください。

チューリップを育てるときによくある疑問

チューリップを育てていく上で、どうしても解決できない疑問が生まれてくることがあります。ここでは、よくある2つの疑問について解説していきます。

付きやすい害虫や病気はある？

チューリップにはアブラムシが付きやすいです。茎につくと養分を吸い取ったり病気を媒介することもあるので、見つけたら早めの対処が大切です。

脂肪分の多い牛乳はアブラムシによく効くので、アブラムシを見つけたら牛乳を水で薄めて、霧吹きで吹きかけてみましょう。それでも改善されない場合は、市販の殺虫剤を使ってください。

また、チューリップが罹ると花の色が変わってしまう「チューリップブレーキングウイルス」という病気もあります。

この病気は完全にウイルス性なので、アブラムシなどの害虫が発症の原因になります。風通しの良い場所で管理して、害虫を寄せ付けないようにしましょう。

花が終わったらどうする？

チューリップの花が終わったら、葉だけを残してあとは手で摘み取ってください。

花が終わってしまってもチューリップはしっかりと生きているので、葉が緑の間は水やりと肥料を欠かさずに与えてください。花を摘んだ後の水やりをおろそかにすると、球根が腐ってしまうため気をつけましょう。

チューリップを贈るならプレミアガーデンへ

低価格なのに高品質なお花を多く取り扱っているのが特徴で、チューリップを使用したフラワーギフトが多く取り揃えられています。

お庭を彩るチューリップはガーデニングにも最適なお花ですが、贈り物にもぴったりのお花です。

ラッピングやメッセージカードも付けることができるので、ぜひチューリップをギフトに贈ってみてください。

チューリップの鮮やかで可愛らしい花姿は、贈られた人を笑顔に、明るい気持ちにしてくれるでしょう。

公式HPはこちら

まとめ

チューリップは、初心者でも簡単に育てることができるお花です。球根も気軽に手に入るので、ぜひガーデニングを始めるきっかけにしてみてください。

さまざまな色の種類があるチューリップは、育てるだけではなくギフトとして贈っても喜ばれやすいです。

春のお花であるチューリップを贈って、大切な人に日々の感謝を伝えてみるのもおすすめですよ。ぜひ、いろんな人とチューリップを楽しんでくださいね。