1年の中でも、夏から秋の間にキレイなお花を咲かせるサルビアは、花壇に植えることで、よりサルビアの良さを引き立てることができるとされています。

さらに、さまざまな種類があるので、種類ごとにお花を楽しむことができるでしょう。こ

の記事では、サルビアの基本情報や種類、育て方などを詳しく解説します。

サルビアの基本情報

サルビアの基本情報を見ていきましょう。

特徴

南米や北米など、暖かい地域を原産とするサルビアは、暑さに非常に強いシソ科サルビア属の植物です。

サルビアはセージとも呼ばれていて、なんと世界中には約900種類もの品樹が出回っているとされています。

その多くが観賞用やハーブとして発揚されており、一般的に人気が高い品種であることがわかります。

サルビアは開花時期が長いことでも有名で、夏に花を咲かせると秋までお花を楽しむことが可能です。そのため、花壇に植えるとお花をキレイに楽しむことができるでしょう。

もちろん地植えでも問題なくキレイに咲かせることができるので、自分に合った方法でサルビアを植え付けてみましょう。

サルビアは種類が豊富！

先程も少し述べましたが、サルビアは世界各国に約900種類以上の品種が出回っています。

それぞれに魅力や特徴があるので、自分で育てるとなると、どの品種を選んだら良いのかわからない……なんてこともあるでしょう。

そこで、サルビアの中でも特に人気のある品種をいくつかご紹介します。

サルビア・スプレンデンス

サルビアの中でも最も人気のある代表的な品種です。真っ赤なお花を咲かせるのが特徴で、観賞用として親しまれています。

日本には明治時代に渡ってきたとされていて、日本でも古くから観賞用として一般に出回っている品種です。

トーチ・ライト

赤いガクに白いお花を咲かせる珍しい見た目のサルビアです。

15cmの草丈程度で花を咲かせはじめて、夏から秋まで花を楽しむことができます。

シズラーシリーズ

サルビアのシズラーシリーズは、草丈や開花時期にあまり差のない品種です。

豊富な花色とボリュームのあるお花を楽しむことができるため、1度植えてしまえばさまざまな色のサルビアを楽しむことができるでしょう。

サルビア・コクシネア

サルビアの中でも比較的丈夫な品種なので、園芸用として出回っている品種です。

赤はもちろん、ピンクや白、薄ピンクなど淡い色が多い傾向があります。

花持ちはスプレンデンスに比べるとやや悪いですが、比較的寒さにも強いので、日本でも気軽に育てることができるでしょう。

サルビア・ファリナセア

紫色のお花を咲かせるのが特徴的なサルビア・ファリナセアは、見た目がラベンダーに似ている品種です。

美しい花色に加えて、そこまで大きくならない品種なので、園芸向きだと人気があります。

また、初夏から秋にかけて大量に株が出回るので、安く入手できるのも人気の理由です。

サルビアの育て方

耐暑性が強く育てやすいサルビアですが、正しい育て方を知っておくことで、より丈夫に育てることが可能です。その中でも特に知っておきたいのが以下の3つのポイントになります。

• 置き場所
• 水やり方法
• 冬越し

ここでは、サルビアの正しい育て方について解説をします。

置き場所

サルビアは日光が大好きな植物です。そのため、日当たりの良い場所で管理をするようにしましょう。

同時に風通しの良い場所を選ぶとより上手に育てることができます。

水やり方法

庭や花壇に直接植え付けをする場合は、植え付けの作業が終わったらたっぷりのお水をあげてください。

根付いたあとは水やりは必要ありません。ただし、なかなか雨が降らない時期や夏の暑い時期は、土が乾いているのを確認したら水やりをしましょう。

植木鉢で育てる場合も、土が乾いたのを確認したら水やりをしてください。乾燥すると根が弱って枯れてしまう可能性が高いので、こまめに水やりを行うことをおすすめします。

冬越し

サルビアの中でも赤いお花を咲かせるスプレンデンスやブルーサルビアは、日本では1年草扱いなので、工夫次第で冬越しができる場合があります。

冬越しを成功させたい場合は、地際で切り詰めて管理をするようにしましょう。

冬越しがうまく行けば、ボリュームのあるサルビアを楽しむことができます。

サルビアの植え付け方法

サルビアを育てる上で、植えつけ方法は2つあります。

• 地植え
• 鉢植え

それぞれの方法について見ていきましょう。

地植えの場合

サルビアは植え付けをする前に、苗の水やりを一旦止めて土を乾かしておく必要があります。

地植えの場合は、水はけの良い土を選び、日当たりとかぞ通しの良い場所になるべく植え付けましょう。

場所が決まったら苗よりも一回り大きな穴を掘って植え付けます。1株1株の間を20cm程度間隔を空けて植え付けます。完了したらたっぷりのお水を与えましょう。

鉢植えの場合

大きくなると20〜30cmにまで大きくなるサルビアは、鉢植えに植え付けをする場合は30cm以上の間隔を空けてください。5〜6号の鉢には1株が目安です。

植える穴を深く掘りすぎると上手に植えることができないため、苗と土が同じ高さになるくらいの穴を掘って埋めます。

そのあとはたっぷりの水やりをして鉢植えの植え付けは完了です。

まとめ

サルビアは、さまざまな品種がある植物であることがわかりました。

咲くお花は見た目がよく色がキレイなので、観賞用に育てる人が多い傾向です。

日本の環境でも上手に育てることができるので、ぜひガーデニングを始めるきっかけとして、育ててみてはいかがでしょうか。

上手にできたら鉢のままプレゼントするのもおすすめです。ぜひサルビアを育ててみてください。