食べ物に旬があるように、お花にも旬があるのをご存知でしょうか?

夏は、たくさんの花が旬を迎える季節です。

この記事では、6〜7月に分けて贈り物にもぴったりな旬のお花を3つずつご紹介していきます。

この記事を参考に、夏の季節を感じる素敵なフラワーギフトを贈ってみませんか?

 

夏が旬のお花を楽しもう!おすすめのプレゼント方法とは?

夏が旬なお花は数多く存在します。

ひまわりやアジサイ、マリーゴールドなど、一般的に有名なお花も夏が旬であることが多いです。

夏に旬を迎えるお花は6〜8月に多く出回るため、1年を通しても比較的安く手に入れる事ができます。そのため、夏の花をプレゼントするにはピッタリな時期と言えるでしょう。

フラワーギフトの贈り方は大きく分けて3つです。

  • 花束
  • フラワーアレンジメント
  • ボックスフラワー

花束は、お花のプレゼント方法として王道のスタイルです。どんなお花でも切り花にすることで可愛く贈ることができます。しかし、アサガオなどのツル科のお花は、花束にできないこともあるので注意しましょう。

フラワーアレンジメントとは、文字の通りお花をアレンジして活けてあるタイプの贈り物です。カゴや箱を使用している事が多く、最初からアレンジされているので、購入後もそのまま飾ることができるというメリットがあります。

ボックスフラワーとは、箱の中に切り花を敷き詰めた贈り物です。フラワーアレンジメントに比べてコンパクトなので、玄関やトイレなど狭い場所に置くことができます。

どのスタイルも夏のお花をきれいに見せることができるので、シーンやお花の種類に合わせてプレゼント方法を選ぶと良いでしょう。

 

6月が旬の花3選

6月が旬のお花は本当に数多くあります。その中でも特に人気があるお花は以下の通りです。

  • アジサイ
  • キキョウ
  • ユリ

それぞれのお花を詳しく解説します。

 

アジサイ

小さなお花が集まって咲くアジサイは、道端でも見ることの多い6月を旬とするお花です。

アジサイの原種は、日本が原産の落葉低木。落葉低木が西洋に渡り品種改良を重ねて、西洋アジサイとして日本に逆輸入されてきました。

そんなアジサイには、以下の花言葉が込められています。

  • 家族団らん
  • 高嶺の花
  • 移り気
  • 浮気

小さな花が複数集まって1つのお花になることから、家族団らんという花言葉が込められています。

一方で、1度の開花で花色が変化するアジサイの特徴から、移り気や浮気といった気持ちが動くような花言葉も込められていました。

アジサイをプレゼントする際は、なるべく良い花言葉を伝えてあげると良いでしょう。

 

キキョウ

5cmほどのベルの形をしているキキョウは、6〜9月に旬を迎える日本を原産とするお花です。

万葉集の歌の中にも出てくるほど、古くから親しまれてきたお花ですが、現在野生のキキョウは絶滅危惧種に指定されています。

そのため、現在出回っているのは江戸時代から品種改良されてきた、人工的なキキョウが多いです。花色は、ピンクや青・紫が多く、小さなお花から5cm以上の大きなお花まで出回るようになりました。

そんなキキョウには、以下の花言葉が込められています。

  • 永遠の愛
  • 変わらぬ愛
  • 気品
  • 誠実

これらの花言葉は、妻の死を追って自らの命を断った2人の物語からきているそうです。

キキョウの儚くも美しい雰囲気がしっかりと花言葉にも残っていますね。

 

ユリ

1年を通して目にすることが多いユリですが、旬は6月です。

日本でも古くから親しまれているユリは、日本だけではなく世界各国に約100種の品種が出回っており、その約60種類がアジアに、さらにそのなかの約15種類が日本に生息しているとされています。

甘く芳醇な香りがするユリは、プレゼントはもちろん結婚式などにもよく使用されていて、さまざまなシーンで目にしますよね。

そんなユリには、以下の花言葉が込められています。

  • 純粋
  • 無垢

これは、ユリの美しい見た目が直接花言葉の由来になりました。

 

7月が旬の花3選

7月が旬のお花は以下の3種類です。

  • アサガオ
  • ひまわり
  • ハイビスカス

それぞれを詳しく見ていきましょう。

 

アサガオ

アサガオといえば、夏休みに育てた人も多いのではないでしょうか。

日本では古くから親しまれている草花で、奈良時代に中国から渡ってきました。当初は薬草として親しまれていましたが、江戸時代に品種改良が行われて「観賞用アサガオ」として現在まで日本で愛されてきました。

そんなアサガオの花言葉は以下の通りです。

  • 愛情
  • 結束
  • 明日も爽やかに
  • あなたに絡みつく

ツルを周りに絡ませながら花を咲かせる姿が由来になります。

また、花色が爽やかな品種が多いため、お花の見た目も由来に大きく影響をしているようです。

 

ひまわり

夏の代表花として人気のひまわりは、7月に旬を迎えます。

太陽の動きに合わせてお花が動く特徴があるひまわりは、自然のものだと約3m以上になる品種も多いです。しかし、最近出回っている品種は、プレゼントや家庭栽培に合わせて品種改良されたものがほとんどで、かわいらしいサイズのひまわりを楽しむことができます。

そんなひまわりの花言葉は以下の通りです。

  • 憧れ
  • 情熱
  • あなただけを見つめる

どの花言葉も良いものばかりなので、プレゼントにも人気があります。

7月の誕生花でもあるので、この時期に誕生日を迎える人に贈ると喜ばれやすいでしょう。

 

ひまわりの育て方について詳しく知りたい方はこちらの記事もぜひご覧ください。

ひまわり(向日葵)の育て方とは?花言葉の種類や特徴、プレゼント方法を紹介

 

ハイビスカス

世界の熱帯〜亜熱帯地域で栽培されているハイビスカスは、みるだけで南国のイメージを強く感じますよね。

アクセサリーや洋服などにも描かれるデザイン性の高いお花はカラーバリエーションも豊富で、開花時期も長い特徴があります。7月が旬だとされていますが、環境によっては5月頃から花を楽しむことが出来るでしょう。

そんなハイビスカスの花言葉は以下の通りです。

  • 新しい恋
  • 繊細な美
  • あなたを信じます
  • 信頼
  • 勇気ある行動

1日しか花を咲かすことができないハイビスカスですが、そのぶん次々と新しいお花を咲かせる姿から「新しい恋」といった花言葉が込められました。

ほかにも、ヒンドゥー教と強い関わりがあるハイビスカスは神聖な花として神に捧げる花であることから、「あなたを信じます」「信頼」という花言葉がついたそうです。

 

8月が旬の花3選

8月が旬のお花は以下の通りです。

  • マリーゴールド
  • コスモス
  • サルスベリ

それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

 

マリーゴールド

開花時期が5月〜11月とされているマリーゴールドですが、旬は8月だといわれています。

初心者でも育てやすいとされている品種で、花色は山吹色やクリーム色・黄色などオレンジ系が中心です。

マリーゴールドは大きく分けて「フレンチマリーゴールド」と「アメリカンマリーゴールド」の2種類で、8月が旬のマリーゴールドは「アメリカンマリーゴールド」になります。大輪のお花が特徴で、暑さに強く育てやすいです。

そんなマリーゴールドの花言葉は以下の通りです。

  • 可憐な愛情
  • 勇者

マリーゴールドの強健な性質が花言葉の由来になっていますが、マリーゴールドにはこの他にもネガティブな花言葉も多く込められています。

 

コスモス

秋桜と書いて「コスモス」と読むため、秋のお花だと思われがちですが、8月に旬を迎える品種もあります。

そもそもコスモスには、夏咲きと秋咲きの2種類が存在し、夏咲きは7〜8月に花を咲かせるため、8月中旬頃からお花を楽しむことが可能です。

18世紀頃にアメリカからヨーロッパへ持ち込まれ、幕末頃に日本に上陸したとされており、明治時代に急速に日本全国に広がり現在まで親しまれています。

そんなコスモスの花言葉は以下のとおりです。

  • 調和
  • 乙女の純真

このほかにも色別にさまざまな花言葉が込められているので、育てたりプレゼントに贈る前に調べておくと良いでしょう。

 

サルスベリ

サルスベリは漢字での名称は「百日紅」と書きます。文字の通り夏の長い期間、ピンクや白色の花を咲かせる花木です。

サルスベリは自然に咲く形が非常にキレイなので、初心者でも育てやすく庭木として人気があります。8月が旬のお花ですが、状態が良いと10月頃まで楽しむことができるでしょう。

そんなサルスベリの花言葉は以下の通りです。

  • 愛嬌
  • 不用意
  • あなたを信じる
  • 潔白

「愛嬌」「不用意」という花言葉は、猿でも滑りそうなツルツルの木の幹が由来となりました。

一方で、「あなたを信じる」「潔白」は、百日紅という名前の由来になった朝鮮半島の伝説が影響しているようです。

 

まとめ

夏に旬を迎えるお花は、本当に数多く存在します。

ここでは紹介しきれなかったお花も多くあるので、ぜひこの機会に夏に旬を迎えるお花を調べてみてはいかがでしょうか。

また、旬を迎えたお花は市場にも多く出回る傾向にあるので、リーズナブルな金額で手に入れやすいです。

夏の時期にぜひ旬のお花を楽しんでみてくださいね。

 

また、夏が旬のお花を暑中見舞いに贈るのも素敵です。暑中見舞いのフラワーギフトについて詳しく知りたい方は、こちらの記事もぜひご覧ください。

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