新たな生活のスタートに花を取り入れてみませんか?花はその美しさだけでなく、心地よい空間を作り出す効果もあります。さらに、花には花言葉があるため、新生活にピッタリなメッセージを選ぶことも可能です。

本記事では、新生活におすすめの花とその花言葉、観葉植物について紹介します。これから始まる新生活を、花とともに美しく彩りましょう。

新生活に花を取り入れるメリット

新生活はバタバタとすることが多く、ストレスを感じやすいです。そんな新生活に花を取り入れることで、以下のメリットが生まれます。

  • 明るい気持ちになれる
  • リラックス効果
  • 空間を美しく演出

それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。

明るい気持ちになれる

新しい生活に慣れるためにバタバタと過ごしていると、気付かないうちにストレスが溜まってしまいます。

また、実家を離れて初めて一人暮らしをする人も多く、ホームシックに陥りやすい時期です。そんな時期はぜひお花を生活のなかに取り入れてみましょう。

色彩心理学によると、色は直接的に私たちの感情に影響を及ぼすとされています。心理・生活・感情などに効果が期待できるため、日常生活に花を取り入れることで心身のコントロールを実現します。

また、花には自然の香りもあるので、リラクゼーション効果も期待できるでしょう。清潔感あふれる花々は、新生活のスタートにふさわしい雰囲気を生み出し、心を明るく保つのに役立つはずです。

リラックス効果

新生活は、新たなことにチャレンジする興奮と共に、未知の環境への不安やストレスも伴います。数多く存在する花の品種には、リラックス効果を期待できるものも多くあるため、お花を飾るだけでより良い空間作りができるようになるでしょう。

リラックス効果が期待できる代表的なお花は、以下の通りです。

  • ラベンダー・・・睡眠を促し、ストレスを緩和
  • カモミール・・・落ち着きをもたらし、リラックスさせる
  • ローズ・・・心地よい香りがリラックス効果

自分の求める効果に合わせてお花を選ぶと良いでしょう。

空間を美しく演出

新生活におけるインテリアの一部として花を取り入れることは、空間を美しく演出するための最も手頃な方法です。自分の好きな花を飾るだけで、部屋の雰囲気は一変し、明るく華やかな空間に生まれ変わります。

例えば、リビングには大きめのガーベラを中心に配置し、その周りに色とりどりのスイートピーを配すると、春らしい明るい色合いが部屋全体を彩ります。また、ベッドルームには、落ち着きのある色合いのトルコキキョウやストックを置くと、ゆったりとした時間を過ごすことができるでしょう。

さらに、花の配置や組み合わせに工夫を凝らすことで、独自のスタイルを表現することも可能です。色、形、大きさなどをバランス良く組み合わせれば、一段と洗練された空間が広がります。

新生活を迎える際には、花を取り入れて部屋を美しく演出し、快適な生活空間を作り出すことができるでしょう。

新生活におすすめの花とその花言葉

新生活を彩るのに最適な花をご紹介します。それぞれに郷愁をそそる花言葉も添えてみました。

  • スイートピー:「門出」の象徴で、新生活のスタートにピッタリです。
  • ガーベラ:明るい色合いが「常に前進」「希望」を表します。
  • トルコキキョウ:清楚な花姿は「清々しい美しさ」を象徴しています。
  • ストック:洗練された形が「順風満帆」を意味します。
  • アルストロメリア:多彩な色使いは「未来への憧れ」を表現します。
  • ムスカリ:ふっくらした花穂は「通じ合う心」を表します。
  • アネモネ:純真な白が「真実」「期待」を象徴しています。
  • スノードロップ:冬の終わりを告げ、「希望」を持たせてくれます。

これらの花たちは、新生活を始める人々にとって、心地いい空間作りの一助となるでしょう。

新生活におすすめの観葉植物とその花言葉

観葉植物も新生活にはピッタリです。緑色はリラックス効果はもちろん、健康運アップにもつながるので、置いておくだけでさまざまなメリットを実感できるでしょう。

新生活におすすめな観葉植物は以下の通りです。

  • パキラ
  • モンステラ

パキラは、扱いやすさと持つ人を元気づける花言葉「快活」「勝利」から、新生活のスタートにピッタリの観葉植物です。日当たりを好む性質がありますが、乾燥にも強いため、初めて観葉植物を育てる方でもお手入れしやすい品種になります。

モンステラは「嬉しい便り」の花言葉を持つ植物です。大きな葉が特徴で、空間に存在感を放ちます。湿度を好むモンステラは、シャワーカーテンなどを活用して湿度を保つと良いでしょう。

新生活にピッタリな花の手入れ方法

新生活にピッタリな花を長く楽しみたいなら、適切な手入れが欠かせません。以下にその基本的な手入れ方法をご紹介します。

  • 水やりのタイミングと量
  • 日当たりと風通しの確保
  • 肥料の与え方
  • 花の摘み取りと枯れた部分の剪定

それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。

水やりのタイミングと量

お花を長持ちさせるには、水やりのタイミングや量がとても大切です。花瓶でお花を飾る場合は、こまめに花瓶の水を変えましょう。夏は1日1回、冬は2〜3日に1回水を変えてください。花瓶の水が濁っていたり、花茎がヌメヌメしているときはお花がSOSを出しています。早急に花瓶をきれいにして、花茎を洗いましょう。

植木鉢で育てる場合は、土の状態が目安です。表面が乾いたのを確認したら、たっぷりとお水をあげましょう。水は受け皿に溜まるまでたっぷりあげても良いですが、受け皿のお水をそのままにしておくと根腐れの原因になります。水やりが終わったら受け皿の水は処理しましょう。

日当たりと風通しの確保

日当たりと風通しの確保 花は光合成を行うために適度な日照が必要です。ただし、真夏の直射日光は「葉焼け」の原因となるため、なるべく明るい日陰やレースカーテン越しで育てるようにしましょう。また、風通しの悪い場所に飾っておくと、カビや害虫被害の原因になります。風通しにも考慮して飾るとなお良いです。

 

肥料の与え方

肥料の与え方 肥料は花の成長を支えます。多くの花は、春から秋にかけて肥料を与えると良い成長を見せます。具体的には、1ヶ月に1度程度、水に溶かした液体肥料を与えましょう。

花の摘み取りと枯れた部分の剪定

花の摘み取りと枯れた部分の剪定 花が終わった後は摘み取り、枯れた部分は剪定しましょう。これにより、花は新しい芽を出しやすくなります。

また、花全体の風通しも良くなるので、剪定は害虫対策にも最適です。定期的に行いましょう。

 

まとめ

新生活の始まりは、新たな環境に慣れるための時間でもあります。そんななか、お部屋に花を取り入れることで、心地よい空間を演出することが可能です。ストレスが溜まっている、ホームシックで悩んでいる人はぜひお花をお部屋に飾ってみてください。

お花は育て方次第で長持ちをします。花瓶の場合は、常に花瓶のなかを清潔に、鉢植えの場合は置き場所や水やりの頻度に気をつけて育てていきましょう。