新しい年が始まる1月。大切な人の誕生日には、どんな花を贈ろうか迷っている方は多いのではないでしょうか。

1月は一年で一番寒い時期ですが、凛とした美しさを持つ花々が目を楽しませてくれる季節でもあります。スイートピーやスノードロップ、ツバキなど、それぞれの花には特別な花言葉があり、贈る相手への気持ちを伝えるのにぴったりです。

本記事では、1月を代表する誕生花や日付ごとの誕生花、おすすめの贈り方などを解説します。

1月を代表する誕生花はスイートピー

1月を代表する誕生花はスイートピー

1月を代表する誕生花はスイートピーです。フリルのように可憐で優しい姿と甘い香りが魅力的であり、多くの人を癒してくれます。

また、透明感のある雰囲気は柔らかい印象を与え、花びらがひらひらと飛びそうな蝶に見えるのも特徴です。スイートピーは冬だけでなく、春や夏などに咲く品種があり、1年を通して楽しめる植物です。

スイートピーの基本情報

スイートピーの基本情報は以下の通りです。

科・属 マメ科・レンリソウ属
タイプ 一年草
英名 Sweet pea
和名 ジャコウエンドウ、カオリエンドウ、ジャコウレンリソウ など
学名 Lathyrus odoratus
原産地 シチリア島
草丈 50~120cm
開花時期 4~6月 ※品種による

スイートピーの花言葉

スイートピー全体の花言葉は「門出」「優しい思い出」「永遠の喜び」などです。色別でも花言葉が存在しており、主に以下のような言葉を持っています。

  • ピンク色:「繊細」「優雅」
  • 黄色:「分別」「判断力」
  • 紫色:「永遠の喜び」
  • 白色:「ほのかな喜び」

スイートピーが持つ花言葉は、どれもスイートピーのかわいらしさや落ち着いた雰囲気など、見た目や印象にちなんでつけられた言葉が多くあります。

また、花言葉自体はありませんが、最近では青色のスイートピーなども市場に出回るようになっており、以前よりもカラーバリエーションが豊富です。スイートピーをプレゼントする際は、相手のイメージに合った色合いを選んでみるのも良いでしょう。

1月の日付別の誕生花

1月の日付別の誕生花は以下の通りです。

1日 スノードロップ、ツバキ など
2日 ロウバイ、ラッパスイセン など
3日 マツ、センリョウ など
4日 フクジュソウ、サイネリア など
5日 ミスミソウ、ユキワリソウ など
6日 マンサク、スミレ など
7日 セリ、ウメ など
8日 スミレ、ハハコグサ など
9日 ノースポール、ヒトリシズカ など
10日 フリージア、レンギョウ など
11日 ミスミソウ、エピデンドラム など
12日 スイートアリッサム、サクラ など
13日 カトレア、ローズマリー など
14日 シンビジウム、ブルビネラ など
15日 オンシジウム、オウバイ など
16日 デンドロビウム、ジンチョウゲ など
17日 コチョウラン、ルスカス など
18日 プリムラ、ラケナリア など
19日 ユキヤナギ、バーゼリア など
20日 キンセンカ、クチベニスイセン など
21日 ロウバイ、ピンクッション など
22日 アンスリウム、アネモネ など
23日 スノーフレーク、ローダンセマム など
24日 フリージア、シラー など
25日 プリムラ、フクシア など
26日 アマリリス、オーブリエチア など
27日 プルメリア、ヘリオトロープ など
28日 ネモフィラ、ビオラ など
29日 ラナンキュラス、コブシ など
30日 ムスカリ、ケマンソウ など
31日 クロッカス、チューリップ など

1月の誕生花のおすすめの贈り方

1月の誕生花のおすすめの贈り方

1月の誕生花を贈る際、おすすめのフラワーギフトとして以下の3つが挙げられます。

  • 花束
  • フラワーアレンジメント
  • プリザーブドフラワー

最後に、おすすめの贈り方について紹介するのでぜひ参考にしてみてください。

花束

お祝いや感謝の気持ちを伝える贈り物として定番なのが花束です。1月の誕生花で彩られた花束は、冬の寒さの中で温かい気持ちを届ける特別な贈り物になります。

花束の魅力は華やかさであり、複数の花が組み合わされることで単体では表現できない美しさやボリューム感が生まれます。それだけでなく、花の種類や色、本数によってさまざまな意味合いを持たせることができ、贈る相手のイメージや伝えたいメッセージに合わせて自由にアレンジすることも可能です。

1月の誕生花で花束を贈る際は、メインとなる花に加えて季節感のある花やグリーンを組み合わせると、より華やかで洗練された印象になります。相手のイメージや雰囲気に合った色合いや、贈るシーンに合った花言葉を選ぶのもおすすめです。

最近では、花束と一緒に花瓶を贈るのも人気です。花瓶がない場合、せっかくの花束もすぐに飾ることができません。

花瓶を一緒に贈ることで相手の手間を省き、すぐに花束を楽しんでもらえるでしょう。

フラワーアレンジメント

フラワーアレンジメントも、贈り物としておすすめのフラワーギフトです。フラワーアレンジメントは花々を器に美しく配置し、芸術的な空間を創り出す贈り物です。

花束とは異なる魅力があり、受け取った方がそのまま飾れる手軽さが喜ばれます。1月の寒さの中でも、室内に彩りと温かみを添えてくれるでしょう。

フラワーアレンジメントは花の色や形、質感の組み合わせによってさまざまな雰囲気を演出できます。具体的には、かわいらしい雰囲気や上品な雰囲気、モダンな雰囲気など、贈る相手のイメージや好みに合わせたデザインが挙げられます。

また、器のデザインや素材も重要な要素です。陶器やガラス、バスケットなど、器によっても全体の印象が大きく変わるため、1月らしいアレンジメントをつくる際は、この時期ならではの雰囲気を取り入れると良いでしょう。

プリザーブドフラワー

贈り物として、プリザーブドフラワーも人気を集めています。プリザーブドフラワーは生花に特殊な加工を施し、美しさを長期間保つようにしたものです。

水やりの必要がなく、比較的手入れが簡単なので、贈り物として人気があります。1月の誕生花をプリザーブドフラワーにすることで、その美しさを長く楽しんでもらえます。

また、生花とは異なり、プリザーブドフラワーは花粉や香りがありません。そのため、花粉アレルギーを持つ方や、花の匂いが苦手な方への贈り物として最適です。

さらには、生花にはない独特の質感や色合いもプリザーブドフラワーの魅力です。アレンジメントやブーケなど、さまざまな形で贈れるため、相手の好みやイメージに合わせてプレゼントしやすいでしょう。

1月の寒い時期は、生花を贈るのに適さない場合もあります。そのようなときでも、プリザーブドフラワーなら心配なく、室内で美しい花を楽しむことが可能です。

まとめ

1月には、スイートピーをはじめ、スノードロップやツバキなど、寒さに負けず凛と咲く美しい誕生花が多く存在します。それぞれの花言葉も魅力的で、大切な人への贈り物に最適です。

1月を代表する誕生花であるスイートピーは、「門出」「優しい思い出」といった花言葉を持ち、新しい門出を祝う1月にぴったりの花です。誕生花を贈る際は、花束やフラワーアレンジメント、プリザーブドフラワーなど、さまざまな方法があります。

ぜひ本記事を参考に、相手の好みに合わせて素敵な贈り物を選んでみてはいかがでしょうか。