4月は新しいスタートを切る季節であり、さまざまなシーンで花が贈られています。花には素敵な種類が多いものの、「どうせ贈るなら誕生花を贈りたい」と考える方はいるのではないでしょうか。
そこで今回は、4月を代表する誕生花をはじめ、日付で異なる誕生花や贈る際のポイントなどを解説します。
【全般】4月の誕生花
4月を代表する誕生花として、以下の2種類が挙げられます。
- アルストロメリア
- 桜
ここでは、それぞれの花の特徴や花言葉を詳しく紹介します。
アルストロメリア
アルストロメリアは、南アメリカ原産のユリズイセン科の多年草です。華やかで美しい花を咲かせ、4月の誕生花として人気があります。
豊富な花色を持っており、一重咲きと八重咲きなど、さまざまな種類が存在するため、プレゼントとしても最適です。
アルストロメリア全体の花言葉は「未来への憧れ」「持続」「エキゾチック」です。どの言葉もポジティブな意味に感じられるため、花ギフトとして贈れば喜ばれるでしょう。
また、色別でも花言葉を持っており、贈る相手のイメージや伝えたいメッセージに合わせて選びやすいです。
- 赤色:幸い
- 青色:知性、冷静
- 黄色:持続
- 白色:凛々しさ
- ピンク色:気配り
- オレンジ色:友情
アルストロメリアは、1本でも存在感がありますが、複数本を花束にするとより華やかになります。他の花との組み合わせも楽しめるため、アレンジメントにするのもおすすめです。
桜
日本の春の象徴ともいえる桜は、4月の誕生花としても人気があります。開花時期が短い桜は、人生の儚さや美しさを象徴する花として古くから日本人に愛されてきました。
桜にはさまざまな種類があり、それぞれ開花時期や花の色、形が異なります。代表的な品種としては、以下のようなものが挙げられます。
- ソメイヨシノ
- ヤマザクラ
- ヤエザクラ
- エドヒガン
- オオシマザクラ
桜の花言葉は「精神美」「純潔」「優美な女性」などであり、桜の花の美しさにちなんでつけられたといわれています。女性へのプレゼントに適した意味合いを多く持っているので、大切な人への贈り物として選んでみてはいかがでしょうか。
【日付別】4月の誕生花
4月の日付別の誕生花は以下の通りです。
1日 | ガーベラ、オダマキ など |
2日 | クローバー、ミヤコワスレ など |
3日 | アジアンタム、ジャスミン など |
4日 | カスミソウ、アセビ など |
5日 | フジ、イチジク など |
6日 | ナスタチウム、フクジュソウ など |
7日 | ディモルフォセカ、プリムラ など |
8日 | リンゴ、チューリップ など |
9日 | オキナグサ、ミモザ など |
10日 | リナリア、ツルニチニチソウ など |
11日 | ヒヤシンス、ヤグルマギク など |
12日 | アンズ、モモ など |
13日 | イチゴ、ウツギ など |
14日 | ドウダンツツジ、バーベナ など |
15日 | キンギョソウ、ワスレナグサ など |
16日 | スノーフレーク、グリーンベル など |
17日 | アイリス、アヤメ など |
18日 | アカツメクサ、ニゲラ など |
19日 | アザミ、デルフィニウム など |
20日 | ナシ、イキシア など |
21日 | ミムラス、ムルチコーレ など |
22日 | アスター、ギボウシ など |
23日 | カンパニュラ、ポピー など |
24日 | ゼラニウム、オレンジ など |
25日 | ブルーベル、オーガスタ など |
26日 | スカビオサ、シャクナゲ など |
27日 | シャガ、デンファレ など |
28日 | サクラソウ、バイカウツギ など |
29日 | カキツバタ、スターチス など |
30日 | カルミア、モッコウバラ など |
4月の誕生花を贈る際のおすすめポイント
4月の誕生花を贈る際、以下の4つのポイントを意識しましょう。
- 花言葉で思いを伝える
- 花の色で個性を表現する
- 華やかさを演出する
- 花ギフトの大きさを考慮する
最後に、贈る際のポイントを詳しく紹介します。
花言葉で思いを伝える
4月の誕生花にはそれぞれ素敵な花言葉があり、贈る相手のイメージや伝えたい気持ちに合わせて自由に選ぶことができます。
たとえば、アルストロメリアはポジティブな「未来への憧れ」という花言葉を持っており、新しい門出を祝う贈り物にぴったりです。一方、桜は「精神の美」「優美な女性」といった花言葉があり、卒業や入学、就職などの人生の節目で新たなスタートを切る方に贈るのにふさわしい花です。
4月の誕生花の花言葉を知っていれば、言葉で伝えにくい感謝や友情、愛情などを表現できるでしょう。
花の色で個性を表現する
4月を代表するアルストロメリアや桜をはじめ、誕生花にはさまざまな花の色が存在します。贈る相手のイメージや伝えたいメッセージに合わせて花の色を選ぶことで、より気持ちが伝わるプレゼントになります。
たとえば、情熱的な気持ちを伝えたい場合は赤色の花を、感謝の気持ちを伝えたい場合はピンクの花を選ぶと良いでしょう。
また、白色は清純さや始まり、オレンジ色は元気や明るさ、黄色は友情を象徴するといわれています。花は色によってさまざまな印象を与えるため、贈るシーンや相手のイメージなどに合わせて選ぶことで世界にたった一つの特別なプレゼントになるでしょう。
華やかさを演出する
4月の誕生花を使用し、華やかさを演出するのもおすすめです。贈る相手への印象をより華やかにしたい場合は、花束やアレンジメントにボリュームを持たせるのがおすすめです。
複数の花を組み合わせることで、より豪華で印象的な贈り物に仕上げられます。たとえば、アルストロメリアとカスミソウを組み合わせれば可憐な印象になります。
一方、桜とチューリップを組み合わせれば春らしさを感じられる見た目になり、晴れやかな気持ちにさせてくれるでしょう。
また、花瓶にもこだわるのもおすすめです。たとえば、シンプルなデザインのガラス製の花瓶なら花の美しさを引き立ててくれます。
一方、個性的なデザインの花瓶にすれば、贈り物に特別感を添えられます。これらの工夫を取り入れることで4月の誕生花をさらに華やかに贈ることができ、受け取った方に喜びと感動を与えられるでしょう。
花ギフトの大きさを考慮する
4月の誕生花を贈る際は、花ギフトの大きさも重要なポイントです。大きさによって与える印象や飾り方などが異なるので、相手との関係性などに合わせて決めると良いでしょう。
たとえば、比較的小さい花束の場合は、ちょっとしたお礼などのシーンで贈りやすく、親しい友人へのプレゼントにぴったりです。一方、比較的大きいフラワーアレンジメントの場合は与えるインパクトが大きいため、開店祝いや開演祝いなどで贈ると喜ばれます。
また、贈る相手の生活環境も考慮するのも重要です。たとえば、一人暮らしの相手に大きすぎる花ギフトを贈ってしまうと負担になってしまう可能性があり、喜びが半減してしまうかもしれません。
花ギフトを贈る際は、相手との関係や生活環境にマッチした大きさを選ぶようにしましょう。
まとめ
4月は新たな門出を祝う季節。アルストロメリアや桜など、希望に満ちた花言葉を持つ誕生花が贈り物に最適です。
アルストロメリアは「未来への憧れ」、桜は「精神美」を象徴し、色別の花言葉も豊富です。日付別にもさまざまな誕生花があり、相手に合わせて選ぶことで特別なプレゼントになります。
ぜひ本記事を参考に、花言葉や色、華やかさを意識し、花束やアレンジメントで感謝や友情を表現してみてはいかがでしょうか。