日頃の感謝の気持ちって言葉で伝えるのはすごく照れくさいですよね。

とはいえ、感謝の気持ちや尊敬の気持ちは表さないと相手には伝わりにくいものです。

そんなときにおすすめなのがお花です。

 

お花には「花言葉」という意味が込められています。相手に伝えたい思いをお花に託して伝えることで、日頃の恥ずかしい気持ちも簡単に伝えられるでしょう。

しかし、どんなお花でも良いということではありません。

今回は、感謝を伝えるのにふさわしいお花の紹介や、おすすめのシーンなどを紹介します。

 

感謝を花言葉にのせて相手に伝えよう!おすすめのお花

花

感謝をお花に託して伝えるのであれば、感謝に関係する花言葉が込められていることが必須です。そこで、感謝を伝えるのにふさわしいお花を3種類紹介します。

 

ガーベラ

一輪でも非常に可愛らしいガーベラは、老若男女に愛されるとても可愛らしいお花です。

色も豊富なので、相手の印象によってお花を使い分けることができます。

ガーベラの花言葉は「感謝」「希望」「常に前進」です。

 

ピンクやオレンジなど色鮮やかな花を咲かせることが、こういった前向きの花言葉に繋がるとされています。

ガーベラは色ごとに花言葉が異なりますが、ガーベラ自体の花言葉が「感謝」なので、どんな色でも贈ることができるでしょう。

 

スイートピー

可愛らしい花が特徴のスイートピーの花言葉は「優しい思い出」「門出」です。

一見感謝とかけ離れていると思いがちですが、別れのシーンや進級のシーンなどで感謝の気持ちを込めて贈られることの多いお花ということで、人気になりました。

 

スイートピーといえば、赤色が定番だと思っている人が多いと思いますが、赤いスイートピーは80年代頃に世に出まわりだした、比較的新しい種類のお花なんです。

そんな赤いスイートピーですが、実は花言葉は「別離」と感謝からほど遠い意味が込められています。

 

スイートピーを贈る際は、色に少し気を付けた方が良いでしょう。

 

バラ

情熱の象徴でもあるバラには「愛」「美」という花言葉が込められています。

色別に分けると、ピンクは「上品」白は「純潔」青は「夢が叶う」という意味があるようです。一見感謝からは遠い気がしますが、バラは本数で意味が大きく異なってきます。

 

感謝を伝えたい場合は8本がふさわしいでしょう。バラが8本揃うと「あなたの思いやり、励ましに感謝します」という意味になります。

ここで意味を知ってる人は少ないと思うので、少し粋な計らいになるかもしれませんね。

 

ちなみに、バラにも感謝からほど遠い意味を持つ色があります。それは「黄色のバラ」です。

黄色のバラの花言葉は「笑って別れましょう」「嫉妬」なので、感謝を伝えるシーンでは避けるのが無難です。

 

カスミソウ

小さな花がいくつも付いているカスミソウは、初心で純粋なイメージを持たせてくれるお花です。こういった見た目から、女性に人気が高い傾向にあります。

カスミソウの花言葉は「無垢の愛」「感謝」です。まさに、感謝を伝えたい人にピッタリでしょう。

 

英名は「Baby’s berath」と呼ばれており、このことから、非常に純粋なお花であることがわかりますよね。

相手に純粋な感謝の気持ちを伝えたいときは、カスミソウを選ぶのがピッタリといえるでしょう。

 

感謝の花言葉がピッタリなシーンとは

花 贈呈

感謝の意味が込められたお花がどんなものかわかっていただけたかと思いますが、これらのお花をどんなシーンで贈ることができるのか気になりますよね。

そこで、感謝を伝えられるおすすめのシーンを紹介します。

 

結婚式

結婚式といえば、両親に今までの感謝を伝える最高のイベントです。

特に感謝を伝える機会が少なかったり、照れくさくて今まで伝えることができなかった男性の方にピッタリなシーンではないでしょうか。

 

育ての親はもちろん、相手の親御さん・来場者に感謝の気持ちを込めて、カスミソウやガーベラを飾るのも良いでしょう。

 

卒業式

卒業式は、友人や恩師・先生・先輩など、人生の中でも上位に入るくらい大きなお別れのイベントです。もちろん、その後も付き合う人もいると思いますが、卒業するとしばらく会えなくなる方も多いでしょう。

そういった意味でも、きちんと感謝の気持ちを伝えることが必要です。

 

とはいえ、大切な人全員に感謝の気持ちを伝えるのもとっても大変ですよね。そんなときにおすすめなのがお花です。特にガーベラは「感謝」の意味も込められていますし、1本でも充分成り立ちます。

なかなか伝えられなかった思いを伝える良いチャンスでしょう。

 

葬式

葬式は悲しいイベントだと思われがちですが、感謝を伝える最後のチャンスでもあります。

生前伝えられなかった感謝の気持ちを、お花に託して伝えましょう。

 

葬式のお花といえば、仏花が基本ですが必ずそれである必要はありません。どうしても感謝を伝えたいのであれば、その胸を相手のご遺族に伝えて、感謝の花言葉が詰まったお花を贈ってみましょう。

 

もちろん、誰にも相談なしで贈るのは非常識と捉えられて、送り返されることがあるので、必ず遺族にそうだんをして、許可が降りたら贈るようにすると、トラブルなく贈れるでしょう。

 

退職

退職の場面で感謝の気持ちを伝えられるのは、会社の人間と家族だけです。

会社だと、今まで育ててくれた恩や尊敬の気持ちを込めてお花を贈る方が多いでしょう。

こういったシーンでは、スイートピーやカスミソウなどのお花がピッタリです。

 

家族は「今までお疲れ様」「ありがとう」の気持ちをお花に託すと良いでしょう。

おすすめはバラ8本です。このときに、お花にメッセージカードで花言葉を伝えると、より気持ちが伝わり安いでしょう。

 

特に男性の方は、花言葉自体知らないこともあるので、わかりやすく伝えてあげてくださいね。

 

まとめ

感謝の花言葉があるお花は、ここで紹介したほかにもまだ沢山あります。

特に、ひまわりやチューリップなどは、直接感謝の意味が込められているわけではありませんが、それに等しい花言葉が込められています。

 

また、ここで紹介しきれなかった「父の日」や「結婚記念日」「敬老の日」など感謝を伝えるシーンも沢山あります。こういったイベントは感謝を伝える最高のタイミングです。お花を使って思いを伝えてみてはいかがでしょうか。