誕生日や結婚記念日など、大切な人にギフトを贈る必要がある時には、フラワーギフトを選ぶのがおすすめです。
しかし、フラワーギフトと言っても種類が多すぎるため、どれを選んで良いのかがわからないというお悩みもあるのではないでしょうか。
そこで、今回はフラワーギフトではどのような花が人気になっているのかをご紹介するので、是非あなたのギフト選びの参考にしてみてください。
フラワーギフトがおすすめな理由
記念日などの特別な機会に贈り物をするなら、フラワーギフトがおすすめです。
その理由は、お花には人の気持ちを明るくしたり和ませる効果が期待できるからです。
フラワーギフトは贈った瞬間に感動してもらえることが多いですし、もらった相手が家などにしばらく飾って楽しめるのも良い点です。
お花を嫌いな人というのはなかなか見かけませんから、年齢に関係なく多くの人に喜んでもらえることが期待できます。
また、お花屋さんではリクエストに合わせてブーケやアレンジメントを作ってもらうことができるので、予算内での贈り物ができるのも便利な点になっています。
おすすめのフラワーギフトランキング
ここからは、おすすめのフラワーギフトのタイプをランキング形式でご紹介していきます。
1位ボックスフラワー
ボックスフラワーは、箱を容器として花を盛りつけたアレンジメントのことです。
ボックスフラワーが最近人気になっている理由には、箱の中に花が入っているというスタイリッシュな見た目が挙げられます。
また、箱という安定した入れ物を使ったアレンジメントなので、外出先でフラワーギフトを贈りたいといった時に持ち運びがしやすい点が便利です。
蓋が閉められるタイプのボックスフラワーなら、もらった人が蓋を開けた時に美しい花が見えて驚きや感動が味わえることも人気の理由になっています。
2位フラワーアレンジメント
フラワーアレンジメントは、バスケットやポットなどの容器に花が入っているタイプのフラワーギフトです。
フラワーアレンジメントの良い点は、花が専用のスポンジに刺してある状態になっているため、もらった人が何もしなくても飾って楽しめる点になります。
花瓶を持っていない人でもフラワーアレンジメントなら気軽に楽しめるので、老若男女問わず喜んでもらえるでしょう。
可愛いものから大人っぽいものまで様々なフラワーアレンジメントが販売されているため、贈りたい相手の好みに合わせてギフトを選べるのも魅力です。
3位花束(ブーケ)
花束は、昔からあるフラワーギフトの定番と言える存在です。
花束の良い点は、舞台の上やパーティ会場などで手渡すのに向いており、華やかな雰囲気を演出できることです。
花束にはフラワーアレンジメントとは違った特別な感じがあるので、誕生日のお祝いなどに使うのにも最適で、相手に感動してもらえることが期待できます。
花束はもらった人が自分で花瓶に生けて飾らなければなりませんが、お花が好きな人ならそのような作業も楽しんでくれるでしょう。
4位胡蝶蘭
胡蝶蘭は、ビジネス関係でフラワーギフトを贈りたい時によく選ばれています。
しかし、「幸福が飛んでくる」「純粋な愛」という素敵な花言葉を持っていることから、その他のシーンでもおすすめできるフラワーギフトです。
胡蝶蘭は鉢植えになっていますが、比較的お手入れが楽な花であり、2~3カ月咲くこともあるのが魅力です。
フラワーギフトを長く飾って楽しんで欲しいという時には、胡蝶蘭を選ぶのも良いかもしれません。
シーン別フラワーギフトの選び方
誕生日祝い
誕生日祝いにフラワーギフトを贈るなら、贈りたい相手の好みを考えて花を選ぶのが良いでしょう。
例えば、恋人に情熱的な愛情を伝えたいならロマンチックな深紅のバラの花束が喜ばれるでしょうし、彼女が可愛らしい雰囲気の人ならピンクのバラもおすすめです。
赤いバラには「あなたを愛してます」「愛情」などの花言葉があることも、恋人へのギフトとしておすすめできる理由です。
レストランなどで誕生日祝いをする時には、ボックスフラワーを選ぶと持ち帰りが楽な点が喜ばれるかもしれません。
贈る相手が好きな色を聞いておき、その系統の色でフラワーアレンジメントを作ってもらうのもおすすめの選び方です。
結婚記念日
結婚記念日のお祝いとして定番で人気のフラワーギフトは、「愛情」などの花言葉をもつ赤いバラを使った花束やフラワーアレンジメントです。
結婚記念日に素敵な花言葉の花を選びたいなら、ピンクの胡蝶蘭にも「あなたを愛してます」という意味があり、見た目も可愛らしいのでおすすめです。
近年、ブライダルフラワーとしての人気が上がっているトルコキキョウを使ったフラワーアレンジメントも、結婚記念日のギフトには最適でしょう。
トルコキキョウには「すがすがしい美しさ」や「優美」「希望」の花言葉があるため、これからも幸せな結婚生活を続けたい二人にピッタリです。
還暦祝い
還暦祝いではちゃんちゃんこなどの赤い衣服を贈る習慣があることから、フラワーギフトでも赤色の花をメインとした花束やフラワーアレンジメントを選ぶのがおすすめです。
花の種類としては、バラをはじめ、ダリアや菊にも赤い物があるため、そのような種類の花を中心にアレンジメントを作ってもらってはいかがでしょうか。
ダリア全般には「優雅」や「気品」などの花言葉、菊全般には「高貴」や「高潔」、赤い菊には「あなたを愛してます」という花言葉もあります。
成人式
成人式のお祝いは、晴れやかな日に相応しいピンクやオレンジといった明るい色合いの花をメインにした花束やフラワーアレンジメントを選ぶと良いでしょう。
西洋ではカサブランカには祝賀という花言葉があるとされているので、成人式を祝う花として選ぶと良いかもしれません。
その他に「門出」や「別離」といった花言葉を持つスイートピー、「誠実な愛」などの花言葉があるピンクのチューリップなども成人式のお祝いにおすすめです。
「希望」や「常に前進」という花言葉を持っているガーベラも、これから大人として歩いて行く新成人に贈るのに向いている花と言えます。
発表会
ピアノやバレエなどの発表会に出る方にフラワーギフトを贈る場合、会場に置いてもらうならそのまま飾れるフラワーアレンジメントがおすすめです。
しかし、舞台に上がって出演者にフラワーギフトを渡したいなら、人目をひく花束が最適ということになります。
発表会に贈るフラワーギフトは華やかなバラやユリを使った花束や、優雅なトルコキキョウなどを使ったフラワーアレンジメントが人気です。
クラシックな演目の発表会ならシックな色、楽しい発表会ならピンクやオレンジの暖色系で花を選ぶと場の雰囲気に合うので良いでしょう。
入園・入学祝い
入園・入学祝いの花としてよく選ばれているのは、「門出」などの花言葉を持つスイートピーや春らしいチューリップを使ったフラワーアレンジメントです。
可愛らしい印象のガーベラには「希望」などの花言葉があるので、この花を中心にしたフラワーアレンジメントもおすすめできます。
お子さんに入園祝いとしてお花をあげるなら、ミニブーケも良いでしょう。
ただし、入園式などの当日に渡す場合は、荷物にならないように袋を用意するなど、渡し方を考える必要があります。
お悔み
お悔みの気持ちを込めてフラワーギフトを贈る時は、マナーに気を付けることが必要になります。
お通夜や葬儀など四十九日を迎えるまでにお花を供える場合は、白を基調にしたアレンジメントにする場合がほとんどです。
それ以後の一回忌などの法要に贈る時は、白い花に淡い色の花を加えたアレンジメントを贈ることが多いです。
仏教の場合は、お悔みの花としてユリや菊などを使うことが多いですが、逆にバラなどの棘がある花は使わないといったタブーもあります。
地域の風習によってお悔みに使う花が異なることも考えられるため、贈り先の地域に対応できる花屋さんに依頼するのが無難です。
まとめ
フラワーギフトは、目的に合っている花を選ぶと贈った相手に更に喜んでもらえる可能性が高まるので、気を付けてみてください。
また、花は一年中市場に出ているものもあれば、季節限定の花もあります。
そのため、ヒマワリが好きな冬生まれの方の誕生日にヒマワリを贈るというのは難しいといったケースもあります。
相手の方へのお祝いやいたわりの気持ちを込めてお花を贈る時に、花選びに少し工夫をしてみてはいかがでしょうか。