ラナンキュラス

ラナンキュラスは豪華でとっても可愛らしい見た目のお花です。

とっても魅力意的な姿であることから、プレゼントにも選ばれる人気なお花になります。

貰うことの多いラナンキュラスですが、自分で育てることができるのを知っていますか?
ここでは、ラナンキュラスの特徴や育て方について徹底解説していきます。

ラナンキュラスの特徴

いくつも花びらが重なるラナンキュラスは、ふんわりと開くのが特徴です。
ほかにはどんな特徴があるのでしょうか、基本情報を見ていきましょう。

園芸分類 草花・球根
大きさ(草丈/樹高) 30~50㎝
原産地 中近東からヨーロッパ南東部
花の色 黄色・白色・ピンク・紫

緑・オレンジ・複色

開花時期 3月~5月
耐寒性 普通
耐暑性 弱い(暑くなると休眠)

ラナンキュラスは3月~5月に花を咲かせる、草花・球根類の植物です。

中近東からヨーロッパ南東部を原産とし、たくさんの色を展開させるのが特徴になります。

ラナンキュラスの名前は、葉っぱがカエルの足のような形をしていることから、ラテン語の「rana(カエル)」が由来です。

何枚も何枚も重なる花びらやが、光や温度によって開いたり閉じたりを繰り返しいていくため、園芸品としても非常に人気が高く、毎年新品種が創り出されています。

ラナンキュラスの種類~咲き方~

ラナンキュラスには大まかに分けて7種類の咲き方があります。

カメリア咲き 花びらがたくさん巻いていて

八重の椿のような形

ピオニー咲き 大きさの異なる花びらが、フリルのように連なるお花
フリンジ咲き 花びらの外側が細かく波打っていて、カーネーションのように咲いているお花
カール咲き 花びらがうねるように内側に向けて巻いている。バラに似ている形のお花
半八重咲き 平咲きのお花で、花の芯が見える
変わり咲き 花が咲くと中心から花びらが外に向けて咲く。

つぼみのときは普通のラナンキュラスと変わらない

ポンポン咲き フリルのような花びらがたくさん重なっています。

一枚一枚の色合いが少しずつ違うので

色合いが楽しめます。

主な咲き方はこの表の通りです。
ラナンキュラスは本当に品種が豊富なため、このほかにもたくさんの咲き方があります。

特に変わり咲きは細かい咲き方あるため、細かく知りたい人は調べてみると良いでしょう。

ラナンキュラスの人気な花4選

ラナンキュラス

咲き方も色も異なるラナンキュラスは、見た目が統一されているわけではないため、どこまでが同じ品種なのか見極めるのが非常に困難な場合があります。

また、購入するときにどの品種を選んだら良いかも悩むでしょう。

ココでは、ラナンキュラスの中でも人気な4種類を紹介します。

品種 特徴
ハーマイオニー 強いフリルが素敵な品種で、ポンポンのような見た目が特徴です。

緑とピンクのグラデーションが非常に可愛く、希少ながら人気な品種になります。

サロニカの虹 花びらがたくさん重なり合っているのが特徴です。

白いお花の縁がピンク色に染まっていることから、可愛らしい花束などに人気があります。

草丈が高くなるので、切り花にしても充分な見ごたえがあるでしょう。

マシェ 花の首が太くて強いため、ほかの品種よりもしっかりしています。

花びらが何枚も重なる姿はとても魅力的で、マシェだけでも約9種類の色があるのが特徴です。

そのため、シーンを選ぶことなく贈れるため、非常に人気が高い品種になります。

クレタの輝き オレンジ色のつぼみを付ける品種で、外側の色がオレンジ内側が黄色の非常に珍しい品種です。

お花の色がとってもユニークなので、おしゃれな人へ贈るフラワーギフトで好まれる傾向があります。

鉢植えでも楽しめるので、お花好きな人にもおすすめです。

毎年品種を増やしているラナンキュラスは、可愛らしいものが多いのが特徴です。
色がたくさんあったり、グラデーションになっていたりと本当にさまざまな品種があるので、シーンに合わせて選ぶと良いでしょう。

ラナンキュラスがプレゼントに人気な理由

ラナンキュラスがプレゼントに人気な理由はたくさんあります。

とにかく見た目が可愛いのもその理由の一つになるでしょう。
そのほかに、大きな理由が2つあるので紹介します。

縁起がいい花言葉がついている

ラナンキュラスの花言葉は「あなたは魅力に満ちている」です。

贈る相手を幸せな気持ちにさせることのできる花言葉を持っているので、プレゼントにピッタリであることがわかりますね。

ほかにも色別で花言葉があるため紹介します。

  • ・赤色・・・あなたは魅力に満ちている
  • ・ピンク・・・飾らない美しさ
  • ・白色・・・純粋
  • ・紫色・・・幸福
  • ・黄色・・・優しい心遣い
  • ・オレンジ色・・・秘密主義

初心者でも簡単に育てられる

ラナンキュラスは、初心者でも簡単に育てられる植物です。
そのため、植木鉢で送っても相手に喜ばれやすい特徴があります。

また、つぼみの色と咲いてからの色が異なる品種もあるため、お花にあまり詳しくない人でも楽しく育てることが可能です。

もちろん花束でも贈ることができますが、簡単に育てることができてなおかつ可愛いお花であるため、人気が高い傾向にあります。

ラナンキュラスの育て方

ガーデニング

ラナンキュラスを上手に育てるうえでとっても大切なのが以下のポイントです。

  • ・水やりの方法
  • ・肥料のやり方
  • ・花が咲き終わったあとの処理

湿気の多い環境を好まないラナンキュラスは、土の中が常に湿っている状態だと根腐れを起こして枯れてしまう可能性があります。

そのため、土の表面が乾いてきたときだけたっぷりの水を与えましょう。

夏の時期は休眠時期に備えて準備していくので、葉が黄色くなったら水やりの頻度を減らします。葉が完全に黄色になったら水やりをやめて土を完全に乾かすようにしましょう。

肥料は、開花時期にたくさんあげるのがポイントです。ラナンキュラスは開花時期にたくさんの栄養が必要になるため、2週間に1回の頻度であげると良いです。

追肥は3月の終わりくらいに止めることで、球根が腐りにくくなります。

花が咲き終わったら、枯れた花やは葉っぱを早めに取り除いてあげましょう。

余分なものを取り除くことで日当たりや風通しが良くなるため、病気などを防ぐ効果があります。

ラナンキュラスはアレンジメントや花束で贈ろう!

植木鉢でも簡単に育てることができるラナンキュラスですが、やはり育てるとなるとどうしても貰った側は負担になってしまいます。

そのため、ラナンキュラスをプレゼントしたい場合は、アレンジメントや花束がおすすめです。

花束で贈る場合は、どんな花を使用するかでイメージが大きく変わってきます。

可愛らしいラナンキュラスを贈りたい場合は、ポンポン咲き系のものを選ぶのがおすすめです。

フラワーアレンジメントは、貰ったままインテリアとして飾ることができるのが最大のメリットになります。

相手の雰囲気に合わせてラナンキュラスを選ぶと良いでしょう。

まとめ

ラナンキュラスは本当にたくさんの品種があることがわかりました。
贈る相手に合わせて色や種類を選ぶことで、より特別なラナンキュラスが贈れるはずです。

また、植木鉢でも非常に育てやすいので、植木鉢で贈る場合は育て方や注意点を教えてあげると相手にも喜んで貰えるでしょう。