マーガレット

マーガレットの花言葉の意味や代表的な品種について紹介した上で、育て方、剪定・挿し木についても紹介していきます。

またマーガレットの花を使ったアレンジメントフラワーやボックスアレンジについても紹介していきます。

この記事を読むことでマーガレットについて詳しく知ることができるようになるのでぜひ見てみてください。

マーガレットってどんなお花?

マーガレットはキク科の植物で和名はモクシュンギク(木春菊)といいます。
大西洋に浮かぶカナリア諸島が原産地で日本には明治時代末期にヨーロッパから伝わり、大正時代からは幅広く栽培されるようになりました。

 

マーガレットは3〜7月にかけて花をつける植物で温暖地でないと冬をこすことができない植物です。半耐寒性があり3〜5℃程度の低温には耐えることができますが0℃を下回る環境では枯死してしましまいます。

 

花の色は白、黄色、ピンクなど様々な種類があり、花の咲き方も一重から八重咲きまで種類が豊富です。
葉は細く鋭いギザギザしていてとても特徴的です。

マーガレットの花に込められた花言葉

マーガレットはカーネーションやコスモスと同じように花の色ごとに花言葉が違う植物です。

マーガレットの全般的な花言葉は「恋占い」「真実の愛」「信頼」です。花占いで「好き、嫌い、好き、・・・」と花びらを一枚ずつちぎるのに使われていることからも想像しやすいのではないでしょうか。

 

ほかにも色別だと、以下のような花言葉が存在します。

  • ・白色・・・「秘めた愛」「花占い」
  • ・黄色・オレンジ色・・・「美しい容姿」
  • ・ピンク・・・「真実の愛」

 

贈るシーンによってマーガレットの色を変えると、シーンに適した花言葉のお花が贈れるでしょう。

代表的なマーガレットの花の種類・品種

マーガレット

マーガレットには様々な品種があります。なかでも人気なのが以下の3つです。

  • ・ボンザマーガレット
  • ・ドリームアプリコット
  • ・風恋香

 

ここではこの3種類の特徴や花言葉を解説していきます。

ボンザマーガレット

花の色 白・赤紫・グラデーション・ピンク・黄色など
花言葉 「貞節」「誠実」「心に秘めた愛」
開花時期 10月~12月/3月~6月

ボンザマーガレットは花びらが多く同心円状に広がっていくのが特徴的な花です。
また、摘芯しなくても形がきれいに整うことから、剪定の必要があまりなく、育てやすい品種です。

開花時期は1年で2回あるため、お花が2度楽しめる品種よなります。

ドリーム アプリコット

花の色 オレンジ系
花言葉 「美しい容姿」
開花時期 3月~4月

マーガレットでは珍しくオレンジ色の花を咲かせます。中心部はより濃い色をしており、外側になるにつれて薄くなっていくので、グラデーションがきれいなのが特徴的な花です。

また花びらはキク科の花によく見られる丁字咲きで、花束でも、単体でも見栄えが良いです。

風恋香

花の色
花言葉 「真実の愛」
開花時期 11月~5月

風恋香は、ラベンダーに似た柔らかな香りが特徴の花です。
花輪菊とマーガレットをかけ合わせることでできた品種になります。
淡いピンク色から徐々に白へ色が変わって行くため、その過程を楽しむ人も多いでしょう。

 

色は白く押し花にしたり、ブーケなどにすることで純白が際立ちます。

マーガレットの花を育てる際のコツ

ここまではマーガレットの色、花言葉、代表的な種類、開花時期について紹介してきました。
ここからは実際にマーガレットを育てる際のポイントや注意する点について紹介していきます。

咲き終わったマーガレットの花がらを摘む

マーガレットの花は、花が枯れてしまったら花茎の根元を切るようにしてください。そうすることで新しい花が次々と咲き新しい花を楽しみ続けることができます。

 

実がついてしまうと、種子に養分が取られ花が咲きにくくなるので注意してください。
また、花がらは放置しておくとカビや病気の原因となるのでこまめに取り除くようにしましょう。

剪定・切り離しで元気に育てる

マーガレットの草丈は品種によって様々で、長いものでは1m程度まで大きくなるものもあるためそ剪定が必要になってきます。

草丈が15cmまで伸びたら、新芽を摘み取るようにしましょう。そうすることで太くしっかりとした株になりたくさんの花を咲かせてくれます。

剪定は3月から6月と、9月から10月です。長く伸びた草丈は切り戻し緑色の元気な葉が残るようにしましょう。

挿し木でマーガレットの数を増やす

剪定した茎を整理し、下葉を取って10cm程度の長さに切りそろえてください。
その後10分程度茎の部分を水につけ、さし床を用意して挿して行きます。
挿し床には水はけがよく肥料分があまりない土が向いています。

 

そのため赤玉土や鹿沼土が適しているでしょう。

マーガレットは高温多湿に弱いので、挿し木したあとはしばらく風通しの良い日陰に置いてください。1ヶ月ほどで根が出るようになり、その後花が咲き始めます。

マーガレットの花をプレゼントするのにおすすめな方法

マーガレット

マーガレットを大切な人にプレゼントしようと考えてもどうやって渡せば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?

ここでは、マーガレットのプレゼント方法としておすすめの方法を3つ紹介していこうと思います。

花束

花束は花自体のナチュラルなスタイルが際立ち着飾ることなくシンプルでおすすめです。
家にあるような包装紙やマスキングテープなど装飾し、くるむだけでも形になるので、相手に気を使わせず渡しやすいでしょう。

装飾をカラフルにすると、マーガレットの白さがより目立ち手作り感のある良い贈り物を演出できます。

アレンジメントフラワー

少しアレンジしてみたい方にはアレンジメントフラワーがおすすめです。
マーガレット自体がとても見栄えするのでガラスの花瓶に入れて挿すだけでも素敵なアレンジになります。お水には吸水スポンジを使うことで水を入れ替える手間が省けます。

 

また直射日光を避けて風通しの良いところに置いたり、枯れた葉や花を摘んでいくことで長持ちして、お花をより楽しむことができるでしょう。

ボックスアレンジ

ボックスアレンジでは茎を短く切る必要があるので、茎がしっかりした株を選ぶと長持ちして、作りやすいです。

また、バラやカーネーションなどの少しサイズの大きい花と合わせることでバランスが取りやすくなります。

ボックスアレンジは飾る場所を選ばず食卓からちょっとしたスペースまで好きなところに飾ることができるでしょう。

まとめ

今回はマーガレットの花言葉や育て方、誰かにプレゼントするためのアレンジメントの方法について紹介してきました。

これまでに話してきた通り、マーガレットには「真実の愛」「誠実」「心に秘めた愛」など愛や感謝を伝える意味が込められ誰かに送るのにとても適した花です。母の日や結婚記念日など大切な日に大切な人のためマーガレットをプレゼントしてみてはいかがですか?