花にはさまざまな花言葉が存在します。
おめでとうの意味を持つ花や感謝の気持ちを持つ花など、素敵な花言葉が多数あります。
しかし、その反対に怖い意味を持つ花言葉もあるのはご存知でしょうか。
花言葉を知らず贈ってしまった花が実は怖い意味を持つ花言葉だった、なんてことが起きたら困りますよね。
そこで今回は怖い花言葉を持つ花を紹介します。
1つの花にもたくさんの花言葉がある!
一般的に一つの花は複数の花言葉を持っています。
優しい意味の花言葉もありますし、怖い意味の花言葉もあります。
怖い花言葉を持つ花を知っておくことは、大切な人への花束を作るときにも必要になります。
好きな人やお世話になった人に贈る花束には間違って怖い花言葉を持つ花を入れてしまわないように注意することが必要です。
怖い花言葉を持つ花9選
どういう花が怖い花言葉を持っているのか気になりますよね。
悪い意味や怖い意味の花言葉を持っている花をまとめてみました!
1.黒百合
花言葉……「呪い」「復讐」
黒百合といえばホラー映画の作品名に用いられたりしていますね。
つまり、不吉で怖い印象がある花。
花を見ると赤黒い色をしているので、血を連想して怖く感じるのではないでしょうか。
なぜ、こんな花言葉になったというと実際にある男女の復讐にまつわる伝説が由来のようです。
ただ、怖い花言葉を持っている黒百合ですが、「恋や愛」という意味の花言葉もあるのでその由来はちょっと可愛かったりすます。
2.ロベリア
花言葉……「悪意」
直接的に怖い花言葉ですね。
この花言葉を持っているのは、ロベリアという花の特徴から「悪意」という花言葉になったとされています。
そのロベリアの特徴が「毒性」です。
キレイで可愛らしい見た目の花ですが、根っこにアルカロイド系の毒が含まれているため、うっかり口にすると命に関わるなんてことも……。
3.オキナグサ
花言葉……「裏切りの恋」
オキナグサの花言葉は「純粋な心」「告げられる恋」という意味もあって、基本的には素敵な印象があります。
しかし、この花言葉の真逆の意味を持つ「裏切りの恋」という言葉もあります。
その花言葉には由来があって、オキナグサは俯いて咲くことから恥ずかしがりやな乙女の印象を持ち「清純な乙女」「告げられぬ恋」という花言葉になりました。
しかし、花盛りが過ぎると上向きに変わり花の印象が変わることで「裏切りの恋」という花言葉が生まれたといいます。
印象が変わることがイメージを裏切るとなったのかもしれませんね。
4.アザミ
花言葉……「触れないで」「報復」
アザミには棘があるので「触らないで」という花言葉になっているようです。
また、もう一つの花言葉は「アザミを摘もうとした人への報復として棘を刺す」という意味です。
この由来を知ると報復が現実で起こりえることなのでちょっと怖いですよね。
くれぐれもアザミを摘まないように気をつけましょう。
5.マリーゴールド
花言葉……「悲しみ」「嫉妬」「絶望」
この花言葉を全部足すとすごく怖い花言葉になりますね。
嫉妬して絶望、そして悲しみに嘆く、一体何が起きたのだろうと思うくらいネガティブな花言葉になります。
マリーゴールドの花言葉には怖い意味を持つ花言葉もありますが、良い花言葉も存在します。
良い意味の花言葉で「勇者」「可憐な愛情」を持っています。
6.マンサク
花言葉……「呪文」「魔力」「霊感」
ちょっとファンタジーな花言葉を持っていますね。
怖いというのとは少し違うような感じがしますが、呪文や霊感は言葉だけで見るとなんとなく不吉な感じがしますよね。
花言葉の由来ですが、東北地方やアメリカの先住民の間で、占いの道具として使われていたことがあり、それが由来となっています。
7.ハナズオウ
花言葉……「裏切り」「裏切りをもたらす死」
ハナズオウの花言葉はどれも相手への疑念を感じさせる言葉になっています。
これにはキリスト教の話が由来となっています。
12使徒の一人、ユダがキリストを裏切ったことを悔いて、セイヨウハナズオウの前で命を絶ちました。
この出来事からこのような花言葉になったとされています。
欧米ではこの話にちなんで、セイヨウハナズオウのことを「ユダの木」という別名が付けられたりしています。
8.月桂樹
葉の花言葉……「私は死ぬまで変わりません」
花の花言葉……「裏切り」
月桂樹には良い意味での花言葉「栄光」「勝利」「栄誉」などの花言葉が存在しています。
しかし、葉と花で分けた花言葉も存在しています。
月桂樹の葉っぱの花言葉に関しては、言葉でけで見ると怖いですが、実はそんなに怖い花言葉ではありません。
花言葉の由来は太陽神アポロンが永遠の愛の証として、ずっと身につけていたことだそうです。
9.クローバー
花言葉……「復讐」
クローバーはとても馴染みのある花ですよね。
クローバーの持つ花言葉は「私を思って」「幸運」「約束」などを持っていますが、実は「復讐」という怖い意味も持っています。
それでもクローバーの花言葉は幸せになれそうな言葉が多いですね。
クローバーは、昔とある司教がクローバーの三枚の葉でキリスト教の三位一体を説明し、同時にさまざまな奇跡を起こし、キリスト教の布教に努めたということに由来して「幸運」や「約束」という花言葉ついたようです。
まとめ
一つの花には複数の花言葉があります。
良い意味を持っていたり、悪い意味を持っていたりとさまざまです。
大切な人にプレゼントする際やお祝いでプレゼントする際には気をつけたいところですね。
花言葉をしっかり調べて、素敵な花をプレゼントしてくださいね!