アナベルは、アジサイ科アジサイ属の白いあじさいで色も2種類ある花です。見た感じ紫陽花(アジサイ)にとても似ていますが、花言葉も違いますが、実際、紫陽花とアナベルの違いが分からない人もいますよね。
そこで今回はアナベルの特徴、ここではアナベルの特徴や、花言葉や育て方、プレゼント方法を紹介していきます。この記事を参考にして紫陽花との違いを知ってくださいね。
アナベルってどんなお花?
アナベルはアジサイ科アジサイ属に分類される紫陽花の一種の花で原産地は北アメリカ東部です。オランダで改良し、品種化した花がアナベルで半日陰~半日なたを好みます。
花の色は白、ピンクで紫陽花よりは色は少なめです。
ここではアナベルの特徴や名前の由来、花言葉を紹介していきます。
アナベルの特徴って?
アナベルは原産が北アメリカで、別名(アメリカノリノキ)と呼ばれており、花色の変化でライムグリーンの花も楽しむこともできます。
アナベルは英名は、Smooth hydrangea(スムースハイドランジア )で開花期は6月~7月です。アナベルのお花は小花がたくさん集まりボールのように丸く大きな形になっています。
またアナベルは毒をもっているといわれており、大量に食べないと致死量に達することはありませんが、料理などに出されても食べない方が無難です。
紫陽花の毒の事例などはありますが毒性の詳細はまだ解明されていません。
アナベルの花言葉は「白」と「ピンク」の2種類
アナベル(白い花)の花言葉は「ひたむきな愛」や「辛抱強い愛情」という意味があり、色によっても花言葉は違います。
ピンク色のアナベルの花言葉は「寛容な女性」という意味があります。
紫陽花は色が変わるということから「移り気」「浮気」「冷淡」などのネガティブな意味がありますがアナベルは白、ピンクに相応しいポジティブな花言葉をもっています。
アナベルという名前は初めて変種が見つかったのがアンナ市だったから、古代ローマの男性の名前を女性化したのが由来になっているといわれています。
アナベルに似た人気の紫陽花
アナベルに似た人気の紫陽花がオオデマリとビバーナム・スノーボールです。共に耐寒性、耐暑性にも強い花です。
オオデマリは初夏に咲き、紫陽花にそっくりな丸いボール状の花が特徴で咲き始めの色は薄緑色から徐々に白に変わっていきます。開花時期は5月中旬~6月上旬です。
ビバーナム・スノーボールは、初夏に紫陽花を1回り小さくしたボール状の花を咲かせます。
オオデマリと同様に咲き始めは薄緑で徐々に白に変わります。開花時期は4月~5月です。
オオデマリとビバーナム・スノーボールの違いは葉っぱで、オオデマリの葉は硬めの感じで、ビバーナム・スノーボールの葉は柔らかい感じです。葉っぱで違いを見分けることができます。
アナベルの育て方
アナベルは紫陽花の一種ということはお話してきましたが、アナベルは耐寒性と耐暑性にも強いので紫陽花にくらべ育てやすい花です。切り花、ドライフラワーで使われています。ここではアナベルの育て方を紹介していきます。
鉢植えでの育て方
アナベルを植える時期は葉が生長する前の早春か、生長が止まる休眠期10月~11月に行います。鉢植えで育てる場合は、日当たりと風通しの良い場所を好みますので日なたや半日陰に置くようにしましょう。
水やりは、鉢の底から水が溢れ出るぐらいに、たっぷりと水やりを行ってください。
また土を観察しながら、日差しが強い真夏は朝と夕方に1.、2回水やりをし、冬の休眠期には2日に1回ぐらいの水やりを行うようにしましょう。
アナベルの用土は水はけと水もちのバランスの良い土を好み、赤土玉(小粒)7:腐葉土3ほどの配合にし、堆肥や緩効性化成肥料を混ぜておくことをおすすめします。
地植えでの育て方
アナベルを地植えで育てる場合も鉢植えで育てるときと同様に3~4月か、休眠期に植えます。直射日光が当たらない場所を選んで土を作ります。もし、直射日光が当たる場合は株元に腐葉土やビニールシートで覆います。
アナベルを地植えで育てる場合は水やりは必要なく、日照りで見るからに葉が乾燥していたり、葉が元気がなかったりしたときだけ水やりをするようにしましょう。
アナベルの用土は腐葉土を2~3割と堆肥や緩効性化成肥料を加え耕しておきましょう。
アナベルの挿し木・剪定方法
アナベルは挿し木によって増やすことができます。またアナベルは他の紫陽花と違って新しい芽にしか花がつかないので古い枝はすすんで剪定していきます。ここでは挿し木と剪定方法についてお話していきます。
剪定でさらに元気に!
アナベルは新芽にだけ花がつくので、古い枝は剪定していく必要があります。剪定時期は花が咲き終わった11月~12月か2月~3月がベストです。
細くて折れそうな枝、形の不格好な枝は、全体的に半円形になるように剪定します。
冬の剪定のときはどこで枝を切るか、新芽の残す数でも違い、花数が変わってくるのです。
挿し木でアナベルを増やそう!
挿し木でアナベルを増やす場合は、6月~7月に新しい枝を10㎝ぐらいの長さに切って切り口をナイフなどで斜めに切ります。育苗ポットに赤玉土を入れて、枝を2~3㎝ほど挿します。
その後、日陰に置き土が乾かないようにたくさん水やりを行います。約1か月で発根するので充分に根を張ったら、鉢や地面に植え替えましょう。
おすすめなアナベルのプレゼント方法
アナベルは贈り物としても人気がある花で、いろいろなプレゼント方法があります。ここではアナベルの「鉢植え」「花束・ブーケ」「フラワーボックス」のプレゼント方法を紹介していきます。
鉢植え
アナベルの鉢植えはプレゼントとして贈られることが多い花です。ピンク色のアナベルの花言葉は「寛容な女性」という意味をもっているので、母の日のプレゼントとしてピッタリです。
可愛いラッピングと一緒に、日頃の感謝の気持ちをメッセージカードに書いて伝えるとより、心のこもった母の日のプレゼントになるのでおすすめです。
花束・ブーケ
アナベルは花束、ブーケとしても人気があり、ドライフラワーとしても楽しめるお花です。
アナベルは、1本でもとてもボリュームがあるので存在感があります。
そのまま飾るのも良し、また小さな花びらの素材を生かし、細かくちぎって、アレンジしてリースとして飾ることもできます。部屋のインテリアとしてもおすすめです。
フラワーボックス・アレンジメント
アナベルをたくさん敷き詰めたフラワーボックスは、蓋を開けてのサプライズ感もあり、プレゼントとして人気があります。
ほかの花材との組み合わせたプリザーブドフラワーもおすすめです。
インテリアとして飾れるカゴタイプ、アレンジメントなどは、おしゃれなプレゼントにピッタリです。結婚祝い、出産祝い、記念日にも喜ばれます。
まとめ
アナベルはアジサイ科アジサイ属に分類される紫陽花の一種の花で鉢植え、地植えでも育てることができます。
アナベルを元気に育てるためには、挿し木や剪定をしっかりと行う必要があります。
プレゼントとしても人気のアナベルは、プレミアガーデンでも取り扱っています。
プレミアガーデンでは、花材をおまかせで頼むこともできますので、ぜひ一度サイトを訪れてみてくださいね。