新たな旅立ち、人生の節目となる卒業。

そんな卒業にお祝いとして花を贈りたいと思った人もいるのではないでしょうか?

しかし、贈りたいと思ったものの、どんな花を贈ればいいのか、相場はどれくらいなのかと悩んでしまいますよね。

そこで今回は卒業祝いに最適な花とその相場、注意点などをご説明いたします。

 

卒業祝いにはどんな花を贈れば良いの?

花

卒業式シーズンは通常春の催しであることが多いので花の種類はたくさんあります。

贈る相手に「卒業おめでとう」の気持ちが心から伝わるような花を選びましょう。

贈る相手の好きな花が分かっていればその花を選んで贈るのも喜ばれます。

 

卒業祝いに贈る花として以前は花束が多かったのですが、最近では多種に亘っています。

例えばアレンジメントや鉢植え、少し高めですがブリザーブドフラワーなどがあるので、贈る相手の個性に合わせて選んでみるのも良いのではないでしょうか。

 

しかし、忘れてはならないのがお祝いの気持ちを込めて花を贈るということです。

花言葉にも門出を祝うものに相応しいものを選びましょう。

春の花の中から卒業に合うものをいくつか下にまとめてみました!

 

チューリップ…………「思いやり」

ガーベラ………………「希望」「前進」

ポピー…………………「労わり」「思いやり」「陽気で優しい」

アルストロメリア……「持続」「エキゾチック」

ライラック……………「思い出」「友情」

カスミ草………………「感謝」

フリージア……………「期待」

スイートピー…………「門出」「優しい思い出」「永遠の喜び」「私を忘れないで」

胡蝶蘭…………………「清純」「幸福が飛んでくる」

 

卒業祝いの花を贈るタイミング

卒業祝いということであれば、卒業してから新しい環境に変わるまでの期間に贈りましょう。

もし卒業して新しい環境に入ってしまった後に贈ってしまうと卒業祝いではなく入学祝いや入社祝いといった扱いになってしまうので注意が必要です。

卒業式後、なるべく早めに贈るのが安心です。

 

卒業祝いの花の相場

卒業祝いに贈る花の相場としては贈る人の年齢で異なってきますが、幼稚園や小学校卒業まではそれほど大きな金額は必要ないでしょう。

贈る人別で相場の目安をまとめてみました!

  • 両親から子(小・中学生)……2,000~3,000円
  • 祖父母から孫(小・中学生)……3,000~5,000円、(高・大学生)……5,000~10,000円
  • 特に親しい人へ(小・中学生)……5,000円前後、(高・大学生)……5,000~10,000円

品物を添える場合は1,000~2,000円の小花束が良いでしょう。

 

また、シチュエーションによって贈る花の種類が変わってきます。

シチュエーション別でまとめてみました!

 

卒業生たちには一輪の花

用意する数を幅広く設定できて一人一人が一輪の花を持つことで全体の華やかさを演出することができる贈り方です。

予算相場は1あたり200~500円で、少人数から大人数まで対応ができます。

卒業生一人一人に渡すことができて、大勢に同じ花を贈るので卒業の一体感が出ます。

 

さまざまな卒業シーンで活躍の花束

用途が広く、予算に合わせて花の種類を組み合わせられるため、贈る側の自由度が高く主役を引き立てる華やかさがあります。

予算相場は1人あたり500~1,000円で、生徒や先生、謝恩会で渡すなどの用途が広いです。

 

大きいサイズや小さいサイズ、安価なミニブーケ、花の種類や価格帯が広く予算の調整もしやすいです。

また、組み合わせ方によって同じ予算でいろいろなバリエーションの花束が作れます。

 

思い出をいつまでも残しておくブリザーブドフラワー

生花に特殊な加工を施しているため、手入れの必要が一切なく花の美しさを半永久的に楽しむことができます。

予算相場は1つあたり6,000~10,000円と少し高額ですが、長持ちし見るたびに卒業した余韻に浸れます。

また、可愛いアレンジメントがたくさんあるのもこの商品の特徴の一つです。

 

式場を華やかに彩るスタンド花と壇上花

スタンド花と壇上花は会場が引き締まった印象になり、ステージで話している人を引き立ててくれるので卒業の思い出を花とともに残してくれるでしょう。

予算相場は1つあたり15,000~25,000円で、花束をたくさん用意するよりも1つに絞っているため華やかで豪華な見栄えになります。

 

また、式場の入り口や壇上に飾るので一際目立つことでしょう。

 

卒業祝いの花の注意点

花

卒業祝いに贈る花で注意しなければならないのが花言葉です。

花にはいろいろな種類や花言葉があり、卒業に相応しくない花言葉もあります。

同じ花でも色によって花言葉が変わるので注意が必要です。

下に贈らないほうがいい花とその花言葉をまとめました!

 

黄色のカーネーション……「軽蔑」

黄色のバラ…………………「嫉妬」「愛情の薄らぎ」

斑模様のチューリップ……「疑惑」

赤・ピンクのユリ…………「虚栄心」

黄色のユリ…………………「偽り」

白のゼラニウム……………「私はあなたの愛を信じない」

ミヤコワスレ………………「しばしの別れ」

アザミ………………………「独立」「報復」「厳格」「触れないで」

オダマキ……………………「愚か」

キンセンカ…………………「別れの悲しみ」「悲嘆」

ロベリア……………………「悪意」「謙遜」

 

まとめ

卒業のお祝いは身内や親族などの内輪で行うものですが、子供や孫が怪我や病気もせず無事に学業を学び終えたことに安堵して「本当に良かった。卒業おめでとう」という労いの気持ちも込めてお祝いするものです。

 

この先、身内や親族、知人や友人に贈るときがありましたら、贈る相手のことを想って素敵な卒業祝いの花をプレゼントしてみてくださいね!